もう今ではみんな知っている「ほぼ日刊イトイ新聞」。その誕生から初期までを振り返った本。
この本で盛んに語られるのは「クリエイティブがイニシアチブをとる」ということ。これはITにも当然言えることで、それまで「頼まれないとモノを作れない」という社会の構造が、「自分たちが好きなものを作って発表できる」社会に変化したということ。
それだけインターネットとは大きな存在だったわけだ。
あと重要なのは、無料でも好きなものを提供するということ。おカネという価値観からいえば必ずしも成功しているとは言えないけれど、そっちよりは自分が好きなものを提供するというのは、やっぱりうらやましい生き方ですね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
914.随筆・評論・エッセイ
- 感想投稿日 : 2011年12月25日
- 読了日 : 2011年12月15日
- 本棚登録日 : 2011年12月14日
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