ベックシリーズとしては凡作だろう。
冒頭に不可解な殺人が起こって以降、捜査は遅々として進まず、展開に大きな起伏がある訳でもない。
けれども、最後まで読ませてしまうのは、登場する刑事一人一人が生き生きと描かれており、そのやりとりの楽しさが作品に深みをもたらしているためだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
警察小説
- 感想投稿日 : 2014年12月3日
- 読了日 : 2014年12月3日
- 本棚登録日 : 2014年12月3日
みんなの感想をみる