消えた消防車 (角川文庫)

  • 角川グループパブリッシング (1973年12月18日発売)
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本棚登録 : 91
感想 : 12
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ベックシリーズとしては凡作だろう。
冒頭に不可解な殺人が起こって以降、捜査は遅々として進まず、展開に大きな起伏がある訳でもない。
けれども、最後まで読ませてしまうのは、登場する刑事一人一人が生き生きと描かれており、そのやりとりの楽しさが作品に深みをもたらしているためだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 警察小説
感想投稿日 : 2014年12月3日
読了日 : 2014年12月3日
本棚登録日 : 2014年12月3日

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