ジェイムズ・ボンド第5作。
ド派手な映画とは違い、発端から結末までじっくりと描いており、前半のソ連情報部の長いパートにボンドは登場しない。特に一匹狼の殺し屋には力を入れている。ラストでは、あっさりとやられてしまい、殺し屋の狂気が巧く生かせていないのが残念。
トルコでのジプシーらとの交流、オリエント急行の旅など、印象に残るシーンもあった。
けれども、終わり方が尻切れトンボだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
スパイ 冒険小説
- 感想投稿日 : 2014年8月16日
- 読了日 : 2014年8月16日
- 本棚登録日 : 2014年8月16日
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