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- / ISBN・EAN: 4988005483614
感想・レビュー・書評
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自分にとってJAZZへの入り口となった1枚であり、未だに愛聴し続けている1枚でもある。
JAZZと言えば恰幅の良い陽気な黒人が楽しそうに演奏をしている、という漠然としたイメージしか持っていなかった当時の私にとって、なんとも神経質そうな風貌をした白人が猫背でピアノを弾いている、というその姿とJAZZという音楽とがなかなか結びつかなかった。
それにしても彼の指から紡ぎ出される音の繊細さときたらどうだ!
1曲目「My Foolish Heart」の出だしのたった1音だけで温かさ、美しさを感じさせてくれる。2曲目「Waltz For Debby」への流れも秀逸で、もはやこれ以外の曲順は考えられない。
JAZZのもつロマンティックな部分を堪能したい方は必聴。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リバーサイド4部作のひとつ。
トリオのそれぞれが音をぶつけ合うような演奏。
リリシズムが美しい。
スコットラファロ(b)、ポールモチアン(ds)とのトリオ。
もう、おススメ中のおススメ。
夜 しっとりとした時に聴くとサイコーです。
タイトルトラックの”ワルツフォーデビー” ”マイロマンス”…
語りかけるような演奏に想いをめぐらせています。 -
愛聴盤です。静かに熱く繊細に。折に触れ聴いています。
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スコット・ラファロ(B)とポール・モチアン(Dr)を擁するビル・エヴァンス・トリオは、ライヴ活動を通じて互いの音楽的信頼感を高めてきた。結成後1年半たった61年6月25日、ニューヨークの名門ジャズクラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」に出演し、歴史的ライヴ録音を行った。
スタジオ録音にはないスリリングな名演となったが、この10日後スコット・ラファロが他界。本トリオの正式なライヴ録音は、ラファロ追悼盤の『サンディ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』と本盤のみ。それでも本盤が、すべてのジャズアルバムのなかで、ソニー・ロリンズの『サキソフォン・コロッサス』と並んで最高の人気盤であるのは、内容がすばらしいからである。
オープニングのバラード<1>は果てしなく美しい。タイトル曲<2>は、エヴァンスの兄娘デビイのために書かれたワルツだ。生涯を通じて何度も演奏される曲だが、ここでの演奏が最高。 -
お皿のカチャカチャ音がいい。
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ジャズクラブの老舗Village Vanguardでのライブ録音です。観客の拍手、グラスのカチンという音などが臨場感を盛り上げます。これを聴くたびに幸せを感じます。疲れて帰っても「よし、明日からまたがんばるぞ!」という気分にさせてくれます。Evansのピアノが最高なのはいうまでもないのですが、それにもましてScott LaFaroのベースがすばらしい!三者一体の最高のインタープレイが聴けます。私のお気に入りはもちろん、4曲目のMy Romanceです。こんなにも美しいスタンダードはそうそうありません。女性にぜひ、聴いて欲しい曲です。アルバム全体を通して、躍動感、叙情性、すべてに5つ星です。
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心洗われます
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大好きです。
嘘ではなく1曲目は200〜300回くらい聴いたと思う。
もちろん全曲通しても聴いた。