サイエンス・エンターテイナー飛鳥昭雄先生と、謎学研究家三神たける氏が、太陽系の謎に挑むシリーズ第4作目。1996年作品。
表紙のタイトル文字サイズは「木星ネメシス」が1番大きく、「恐竜大絶滅の謎と」がそれよりだいぶ小さい文字サイズではありますが、内容的には全く逆。
恐竜かメインの内容になっております。ただ、テーマが年代測定法なので、そこが、第1作目の『月の謎とノアの大洪水』の内容に関連してくる、ということで、シリーズの1作としての体裁は保っています。
ですが「木星ネメシス」については、ほぼ脇役扱いとってもいいでしょう。
でもまあ、細かいことは抜きにして、非常に楽しい読み物でした。
自分も、小難しい宇宙科学より、かっこいい恐竜のほうがとっつきやすいですし。
恐竜オーパーツの謎から、年代測定法の話になっていく内容には、読んでいて胸がわくわくさせられました。内容の着地点もとてもよく、この結論を知ると、飛鳥先生の古代歴史ものも、より楽しめそうです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年11月28日
- 読了日 : 2019年11月28日
- 本棚登録日 : 2019年11月28日
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