池井戸潤氏の様な銀行企業の物と同様に、創業者が、大きくして行った企業の背景に、2代目、3代目は、、、どうゆう手法で、企業を大きくさせのか?と、読み進んだ。
昔は、大企業の社長や、名士等は、愛人の1人や2人は、男の甲斐性で、当たり前だったのだろう。
それは、武士の時代から、側室の事を考えてみると、2代目の為に必須だったのだろうから。
この小説も、正妻派と、お妾派を取り巻く連中達の動きが、描かれているが、どちらの立場が、正しいのか?
実力のない会長の元で、企業は、上手く成り立って行けるのだろうか?
先日、O家具屋の経営方針の違いで、親娘対決があり、まだ、もめている。
又、Lのお菓子メーカーは、長男と次男との 経営権で、もめているとか、、、、
係属の会社で無く、2代目社長になると、今までの、創業者以上の利益を上げなくてはいけないと、ワンマン体制を築きあげるようになって来る。
この小説では、ビジネス小説と、書かれている割に、面白さに欠けると、思う。
それよりも、今の、東芝の様な企業体制を、分かりやすく小説にしてほしいと、思った今日である。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年8月6日
- 読了日 : 2015年8月6日
- 本棚登録日 : 2015年8月6日
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