表御番医師 矢切良衛が、登城後に、御膳所の女中が、昨夜腹痛を起こしたと、耳にする。
その女中は、上様お料理の調理に携わると、、、、
将軍の体調を危惧した良衛は、、、、何と上に報告をするのにも、手間がかかる、、、そして、お城坊主の賄賂というか、手数料に値するのか、、、白扇・・・
料理にに関しても、将軍へ出される食事に、御広敷台所の支配だけでなくその下に、賄吟味役も、、、
必要となっているので、話を通すだけでも、遠回りである。
お伝の方から、上様への食事内容を、、、そして、上様の一言でも、下の者たちへ仕打ちを考えると、おいそれとは、食事を残すことも、批判することも出来ないのは、、、辛い事である。
そして、主人公の、矢切良衛は、自分の意思と反対に、上への出世を余儀なくされているのだが、一つ間違うと、命も、お家も絶たれてしまう。
さてさて、良衛の任務は、遂行されるのであろうか?
次回の本が、楽しみである。
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- 感想投稿日 : 2018年10月15日
- 読了日 : 2018年10月15日
- 本棚登録日 : 2018年10月15日
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