家康の母お大 (集英社文庫)

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レビュー : 4
著者 :
kimikokumikenさん  未設定  読み終わった 

天下人 家康の母 お大。
水野忠政の娘お大は、14歳で、岡崎城主 松平弘忠ヘ嫁ぐ。
仲睦まじく、竹千代を授かり、幸せだったのに、水野の実家が、織田方へと寝返り、お大は、涙を呑んで、竹千代とも別離し、実家へと戻る。
家康の人質の話は、よく本で、目にするが、母親のお大も然り。
全国統一を、我が手収めようとする武士たちが、陣取り合戦の中、翻弄される女、子供たち。
戦いの無い世の中へと願う気持ちを母と、幼くして別れた母の思いと願いを家康は戦乱の世の中を治めていく。
確執のあった兄妹の信元とお大の仲も、雪が解けるように、相手の立場になって気持ちがくみ取れるようになる。
お大と再婚相手の久松佐渡の守俊勝の情愛あふれたつながりも素敵だ。

植松三十里(みどり)氏の本を読んだことが無かったが、歴史小説が、面白く感じたのは、人物造形の表現の豊かさであろうか?

レビュー投稿日
2017年1月6日
読了日
2017年1月6日
本棚登録日
2017年1月6日
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