長七郎江戸日記も良かったが、今回の切り絵図屋清七も、面白い。
橋回り同心の平七郎控えも、好きであった。
人生谷あり苦ありで、平々凡々とは、生涯を過ごせないように、小説でも、苦労しながら、育った清七郎が、武士を捨て、絵草子本屋の紀の字屋の清七となる。
3話からなるが、、切り絵図の製作にかかわっていく清七の姿と、心根は優しいのだが、羽目を外した与一郎と、巾着切りだった小平治の3人が醸し出していく これからの仕事ぶりが、楽しみである。
先日 飯田橋や神田ヘ行って来たばかりであるが、やはり、江戸時代の古地図を見て、散策したいものだと、思った。
そうそう、未届け人秋月伊織事件帖も好きな作品である。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2017年9月4日
- 読了日 : 2017年9月4日
- 本棚登録日 : 2017年9月4日
みんなの感想をみる