あさのあつこ氏の本は読んでいたのだが、弥勒シリーズ第7弾。
怪談のような東海屋の旦那の死に方に、口の中に深紅の牡丹の花びらを詰められていたことで、商いにも、支障が出てきた。
幽霊に殺されたと、噂される始末。
同心の小暮信次郎の皮肉な言い方と、商人になった遠野屋清之介の受け答えが、事件解決へと、導くまでに、情に流されて、犯罪を見過ごし、所払いになったお常の正体迄、ハラハラドキドキ、、、
そして清之介の兄の病。
人間の弱さに付け込む悪の手。
痛みを回復できる薬の詐欺の話は、今の現在でも通用しそうな話であり、まだまだこのシリーズの結末が、楽しみである。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年1月19日
- 読了日 : 2018年1月19日
- 本棚登録日 : 2018年1月19日
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