先日 「能」の本を読んだところだった。
そう、昔は、結婚式の時に、高砂を謡ったものであった。
表紙をいているだけで、読んでみたくなるような、少し年を召した夫婦の結婚式、お披露目式なのだろうか?と。
なくて七癖 あって四十八癖
宇江佐真理氏の描く下町、人情話。
幸せの感じ方は十人十色。
今と同様に、遺産問題、バツイチには、名だけの夫婦の方がいいのかどうか?
6話 とも、日本橋堀留町の会所の管理人となった又兵衛とおいせ。
口は悪いが、仲の良い夫婦。
これから、このシリーズが、、、、と、思っていたのに。
下町人情時代小説で、どこでもありそうな話が、出て来るところが、この人ならではの小説である。
最後の終わり方にしても、毎度、明日は、いいことがありそうな気分にさせる終わり方をするところが憎いし上手い。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年2月9日
- 読了日 : 2017年2月9日
- 本棚登録日 : 2017年2月9日
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