東京ゼロ地裁 執行 3 (双葉文庫)

  • 双葉社 (2024年11月13日発売)
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初めて読む 作者小倉日向氏の作品。

最初から、罪も犯していないのに、逮捕、そして、10年も拘置所に、………死刑に……
冤罪なのに、無実を証明出来ない事に、希望を失った根岸!
そのまま、刑の執行に……
どうなる!!!
犯人は?

次の場面で、又、違う事件の展開!
余命宣告の被害者の交通事故死!

それが、繋がって行く。

権力と国家が、絡み合い、強い者が、生き残ろうとしている世界に、手を下す。

ドラマであった必殺仕事人の如く、悪を退治していく現代版である。
それも、法廷という偽舞台で!

読み終えて、テレビ局のハラスメントについての話題が、報道されている中、この本の中の人物も、権力を傘に、好き勝手したのだと………

しかし、死刑囚になった根岸、妻の亜矢子が、男に惑わされなかったら、幸せな生活を送れたのになぁと、思わずにはいられなかった。
冤罪を受け入れ、妻と子供の傍にに早く行きたいとまで思い続けた夫は、可哀相に思える。

この本は、3巻目と、本の裏表紙で、知った。
最初は、どんな小説なのか、興味を持った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2025年4月2日
読了日 : 2025年4月2日
本棚登録日 : 2025年4月2日

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