もうすぐ、大阪万博が開催される。

1970年 吹田の万博を思い出した。
それに、007シリーズの映画!
古い時代である.

しかし、当時から見ると、今、近未来の道具から、これからの生活に便利さや色々な機能を持った製品の数々が、生み出されて来た。

今の若い人には、黒電話の使い方や、それより一歩進んだテレホンカードの存在も知らないであろう。

私の若い時は、動く歩道も、立ち止まっていた。

そんな時代から、又一歩先の近未来の乗り物について、5人の作家が、未来像と共に小説を描いている。

10作品、どれも、そのうちに出来る可能性があるかも。

小さい時には、水やお茶は、外出先で買うなんて、想像すらなかった。

半世紀前、海外旅行した時に、欧州では、炭酸水とミネラルウォーターが、販売されていて、水道水は飲めなかった。
アメリカでも、コーヒーは、マグカップで、おかわりもウエイターがフリーで してくれるが、水は、有料であった。

今では、当たり前に、美味しい水?のペットボトルを購入が当たり前になっている。

この小説を読みながら、昔、想像もしなかった二足歩行のロボットや空飛ぶ自動車が、開発されている。

この本の内容も、今の若い方が、半世紀過ぎた頃には、当たり前になっているかもしれない。

宇宙旅行も、一般人が利用できたりする時代になっているかも。

「砂漠の機械工」のような自分の身体で、一歩ずつを歩くという努力も必要だと、思いながら、未来の生活がどのようになっているか、もう少し長生きして、見てみようと思っている私である。

2025年2月15日

読書状況 読み終わった [2025年2月15日]

久しぶりに上田秀人氏の本を手にした。

今回は、徳川11代将軍 家斉が見つけた土芥寇讎記(どかいこうしゅうき)に記述された人事考課表。
腹心に抜擢したい人物は、小人目付射貫大伍。

先ずは、誰にも知られずに、御用部屋への侵入!
退き口なる所が、何処か!!!
伊賀者の目をも、ごまかして、山里曲輪口に近づけるのだろうか?と、ハラハラする。

しかし、歴史に沿っての小説だから、相当の資料で、小説を書かれて居るのだろう。

表面の歴史しか、学ばなかったが、将軍の葬儀、増上寺、寛永寺においても、布施や寄進の扱いが、雲泥の差になる事も、なるほど!と、読んで理解した。

歴史に疎いが、小説の面白さから、色々学ぶ点が良い。

作者の深い知識が、詰め込まれているし、読みやすさで、本から目が離せないで、読み終えた。
次の続編を捜しに行こうと思う。

2025年2月15日

読書状況 読み終わった [2025年2月15日]

著者の名前を、一瞬、「サカナ」と読んでしまった。(笑)
印象深い「サナカ」さん!!!

優しい方なのだろう。
文章も優しく、思いやりのある話。
4話からなる。

「わたしたちの小さな家」
親友と住む仲良しさん。
一人だけ、遺されて、何もしたくない新垣。
荒れ放題の部屋。
天国から、2人が遺してくれたカセットテープ。
コーラス部 最強の三人組。
天国からの宅急便は、新垣に、新風を吹き込み、変化を起こす。
残りの人生、2人分を楽しんで欲しい。

『オセロの女王』
住井文香のおばあちゃん。
小さな家なのに、跡継ぎを尊重する家。
一人の孫娘に、その跡取りを望んでいた。
歯車が、回らなくて、会う機会を無くしたのだが、天国の宅急便で、おばあちゃんは、オセロゲームが、得意だった事などがわかって来た。
頑固なおばあちゃんであったけど、大学を合格した文香は、やっと、自分が、人生を精一杯生きたおばあちゃんの生き様を考える。
オセロの女王だったおばあちゃん、もっと、話をしていたら、2人、意気投合していただろう。

「午後十時のかくれんぼ」
幼友達の2人。
淡い恋愛小説風である。
意思の疎通で、思い違いしていて、結ばれる子ども無かった2人。
でも、心の片隅には、いつも、お互い思いやっていた。
ちょっと切ない話。

「最後の課外授業」
読んでいて、皆が集まったら、何が出来るのだろうと、ワクワクしながら、読み出した。
こんな、先生が、本当に存在したら、どんなに良いだろう。
皆の事を気にして、自分が、この世の中に 存在しなくなっても、仲良く将来を過ごせるような工夫と知恵を満載した企画を考えつくなんて、素晴らしい。

作者の発想も凄い!!!
完成度の高い凧が、青い空を飛んでるのが、頭の中で想像出来る。

良い作品だと、思う。
生きている間に、伝えておきたい事なのだけど、人生なかなか、面と向かって言えない事も多い。

こんな宅急便はいいなあ!

昔、愛知博で、10年後の手紙が届けられる企画が郵便局であったと思う。
皆、届けられたのだろうか?
未来の自分に送った人もいると、当時、聞いたけど………

最後のエピローグは、『顔はめ』の事が、記載されていて、人生の2/3損をしている???なんて、少し、お笑いで、完結も、又楽しかった。

2025年2月12日

読書状況 いま読んでる

6つのホラーサスペンス物語。

今までの赤川次郎氏の作品には、余り目にしなかった話。

「ささやくピアノ」は、自殺したあゆみの思いと、一生独身で通す石井との思いが、重なり合っている。
これは、ホラー小説になるのだろうか?と……

「シンバルの鳴る夜」は、少しオカルトぽい話で、怨念に満ちている。
少年の復讐で、怨念は消えたのだろうか?

最後の「幻の鼓笛隊」橋の不正建築物で、希望に満ちた子供達が、落下して、死亡してしまう。
何度も練習して、これから楽しい事が、一杯ある子供達が、いとも簡単に、大人の策謀と利益の為に、亡くなってしまう事に、小説でも、悲しい気になってしまった。

この本の中で、「ハープの影は黄昏に」が、一番気にいった。

この世の中、どんな金持ちであろうが、時間だけは、元に戻せない。

そんな夢のような過去の時間に戻せたら、……という設定で、人の危険を感知出来たら、……そして、自分の酷い暴言も取り消す事が出来たら、………と、………
夢のある話であった。

2025年2月4日

読書状況 読み終わった [2025年2月4日]

いつもは、時代小説、女性作家の短編集をよく読んでいた。
今回、図書館で、好きな作家4人のこの本を手にした。

もう、10年ほど前の出版である。

4人の作家が、描く今の東京大学周辺を 描いている。

大阪から、東京へ、遊びに行った時、この周辺を、てくてくと歩いた。

江戸の古地図を眺めながら、小説の中の場所を 頭に浮かべながら読み出した。さ

最初の辻堂魁氏「一期一会」
介錯を引き継ぐお家に産まれた  別所龍玄。
お試し斬りや刀剣鑑定なども、流派があるのだろう。
切腹の介錯には、剣の腕の立つ者でないと、いけないと、誰かの本で読んだことがある。

書院番組頭の切腹のシーンは、凄まじい。
そんな仕事をした龍玄なのに、5つ年上の妻の百合には、大人しい子供のようになるのが、凄まじさからホッと、させる終わり方であった。

知野隆司氏「玉簪の夢」
今の後楽園傍の小石川は、昔は岡場所があったとは、知らなかった。
元武家の妻だったお登世が、叔父からの紹介で、手伝いとして勤めた 女郎屋の夕霧の中の出来事である。
ろくでなしの親を持ちながら、身を落として行く者、身体を壊しても、その事を言えない者……
そんな中で、お登世は、今後、このまま、手伝いで終わるのだろうか?

中谷航太郎氏「縁切榎」
巣鴨周辺、今の六義園近くが、舞台である。
小蝶丸、同心の三津田弘三、そして
春梅楼の喜兵衛との繋がりが、シリーズを読んで無いから不明なのだが、テンポよく面白く読んでしまった。
最後の「……主も相当の悪よのう」で、霊験あらたかなる縁切榎の粉末を飲ませようとするなんて、笑ってしまった。

倉阪鬼一郎氏「藍染川慕情」
5歳の娘おみかと妻のおそめを 流行病で亡くして、蕎麦屋も人気が無くなり、店をしまうことにした文吉。
何もかも無くした文吉は、死を覚悟するのだけど、……
屋台の蕎麦屋から、もう一度再出発する。
愛する者が、亡霊でも良いから会いたいという気持ち。
一瞬垣間見た娘と妻?
これから、頑張って行けるのだろうか?と、ちょっと心配しながら、本を閉じた。

2025年2月2日

読書状況 読み終わった [2025年2月2日]

昭和の時代の古めかしさを込めた世界に、誕生してその家を毛嫌いしていた 宮尾登美子。
一般家庭とは、ちょっと想像つかない家である。
それを、文学にして、映画化されるまでになる。

豪気な性分だったのだろう。
編集者から出版社まで、ご馳走を振る舞う姿をも、評伝を書く林真理子氏が、この本で描いている。

本の全てが、事実とは違うこともあるだろう。
宮尾登美子の学歴への羨望も、自分の才能が、もっと開花されていたら、それ程確執を持たなかっただろう。

しかし、選考委員の中でも、お局様的存在もあるのだと、知った。

今、話題になっている Fテレビも、上からの指示には逆らえない仕組みになっているようだ。

宮尾登美子は、皆からイジメにあっているように言われているが、この作者は、やはり皆と発言の仕方が違っていたのではないかと……

林真理子氏が、高知まで、出向いたりして、宮尾登美子の複雑な系図を紐解いて行くのだが、文学だけでなく、文中の登場人物が、誰か?まで、追究している。

林真理子氏と言えば40年ほど前に、ベストセラーを描いた人である。
ちょっと若者向けばかりなのかと思えば、「白蓮れんれん」など、読みごたえのある作品も多い。

評伝なるものを描くには、それ相当の資料や現地の情報収集が、必要だった事だろうと、推測する。

2025年1月31日

読書状況 読み終わった [2025年1月31日]

微分積分何になる?と、昔、数学を学んだときに思ったものである。(笑)

簡単なピザのどちらが、得か?は、当たり前に、計算したし、スーパーの肉売り場では、1㌘の単価を………
我ながら、主婦の知恵(?)を活用している。
割引の値段も、考慮!!!
最近は、肉も野菜も高いから!

数学から離れて、庶民感覚になってしまった!(笑)

確立の問題や集合の話など、昔を思い出していた。

2025年1月31日

読書状況 読み終わった [2025年1月26日]

久しぶりにフランス語の文字を見た!(笑)
1~10までの数え方を、3歳の娘に教えたら、すぐに覚えてしまったのは 遠い昔の事。

女性名詞に男性名詞の使い方を忘れて、手にした本だけど、余り詳しくは、載せてない。

しかし、ちょっとした会話には、これ位で、通じる。

レモンティーが飲みたかったのに、言えなくて、仕方なくナッチュルと言ってしまった日を思い出していた。

勉強不足で、未だに進歩が無い私である。

2025年1月26日

読書状況 読み終わった [2025年1月24日]

 7話からなる。
読んだことの記憶にあるものも……
最初の話は、前世がわかり、人の未来も垣間見える弟。
しかし、自分の死ぬ時もわかる。

人間産まれて来る時は、前持って、日にちがわかるけど、死ぬ時は、その日がわからない。

死ねる時がわかれば、それまでにしておきたい事や、どのようにして欲しいか、予定が組めるのに……
勇助のように、……と思ってしまった。
亡くなっても、見守っていると、遺された者は、思ってくれるだろうか?

この本の中で、「藤尾の局」が心に響いた。
何処までも、笑顔で、怒った事のない母のお梅。
病死で先妻のを亡くした後に後妻に入ったお梅は、放蕩息子達でも、目をつぶっていたのだけど、……
主人の清兵衛が亡くなり、家を継ぐには………
お梅の啖呵が、スカッとする。

著者
宇江佐真理氏の表現の上手さである。

人情味溢れた作品だと思う。

もっと、作品を読みたかったと思う。
そんな気持ちも、故人は、空から見ているだろうか?

2025年1月26日

読書状況 読み終わった [2025年1月26日]

図書館で見つけた!
以前にこのシリーズで、「まるっとベルリン3年目」を読んだ記憶がある。

この本は、2014年7月18日発行なので、息子さんのトニーニョ君も大きく成長されているだろう。

トリンガルで、言語を沢山話せるようになっている事と想像する。

日本でも、賃貸の住宅を捜すのは難しいのに、そんな不動産屋さんも無く、大家さんとの交渉も難しいそうなベルリン!

買い物は、日曜が休み、そして、緯度は、網走より北に位置している。

我が家の近くは、コンビニだらけを有り難く思う。
ワンダーヤーレという渡り職人修行者には、びっくり!

自分の事だけでも大変なのに、子供の学校入学など、言葉が、通詞にくいのに加えて、大変な努力をなされたと思う。

でも、この無茶ぶりは、若いときしか出来ない。

久しぶりに読んだトニーとさおり一家、その後はどうしたのだろうか?と思いながら、ベルリンは、私には、3日位の滞在で十分と思いながら本を閉じた。

2025年1月20日

読書状況 読み終わった [2025年1月20日]

東大薬学部、阪大医学部卒業後 アメリカでトップドクターの著者 加藤友朗氏。

エリートでさえ、アメリカでの、言葉の苦労が、表れている本である。

まして、病院での専門用語には、大変だったと想像する。
漫画で、とても、可愛く表現されていて、ほっこりと読ませて頂いた。
Great job! You killedit.
素晴らしい。良くやった。という意味には、‘kill’の使い方に初めて知った。
on truck/offtruck/backontruck
順調/脱線して/再び軌道に乗って
‘truck’の使い方も奥が深い。

‘apples and oranges’
全く違うもの
これは、著者のように答えるだろうなぁと思ってしまった私である。

it's sixof one,half a dozenofthe other
それは、6というか半ダースというかの違いない----→どちらでもよい
このit'sが、あるかないかで、この漫画のような状態になるのだと、ビックリ!

子供達にちょっと、自慢で教えておきたい言葉が沢山あるけど、直ぐに忘れてしまう。

皇后陛下雅子さまの 6カ国語を自由に話せて、トップクラスの方々を笑顔にさせる会話が出来る素晴らしい方を尊敬の念で見てしまう。

この著者の方も、理解出来ない言葉の壁を、優秀な医学の腕で、乗り越え、そして英語も秀でた結果を生んだと思う。
努力の賜物である。

日々、時間を過ぎて行くのを費やすのでなく、何か、こんな事で、余生を過ごしたと言われる事を残して置きたいと思いながら本を閉じた。

2025年1月11日

読書状況 読み終わった [2025年1月11日]

戦争中から戦後間もない時期の話。

8話からなる。
最初のページを開けると、2行の詩。
そして、ちょっと怖そうな2階の部屋。
祖母の2階で、あったこと。
……
何故か中途半端的である。
時は、楽しい5月なのか?
わからない。

次の話も、詩が含まれるのだが、読解力が無いのか、私には、文章の間に挿入される詩が、理解出来ない。

皆川博子氏の本を読んだことがあるが、幻想的であり、少し、暗い世界を描くのが、上手いけど、私は、少し苦手である。

それなのに、本を読もうとするのは、のぞき込んだことのない世界を見たさなのか?

しかし、最後迄読んで、やはり、記憶に残したいとか、良かったと思う内容は、無かった。

2025年1月10日

読書状況 読み終わった [2025年1月10日]

「早産だった。」から始まる。

私も第2子は、早産だったから、余計に、読みたくなった。

しかし、読んでいて、自分中心の見方と他人の見方の違いについて語られているのだけど、……

みんな、人の顔が違うように、持っている物差しが違うので、色々な思いがあって良いのでは……

窓から眺める風景も、感じ方は違うのだから……

先生の介護をする佐古さん。
先生のお米を新しいのと古いのを入れ替える フェルトの帽子を被った小人さんの話。
メルヘンチックな先生である。

主人公、未熟児で誕生した佐古さん。
父親も不在の事が多いのに、一つだけ繋がっているのは、ガーシュウィンの音楽だろうか?

大きな文字で読みやすいのだが、言いたい事が、何故か観覧車のようにぐるぐると回っている感じである。

私の読解力の無さなのかな? 

2025年1月7日

読書状況 読み終わった [2025年1月7日]

四話からなる。

暮れに十巻を読んだばかりである。

桜木清兵衛が、苦境の者の話を聞いてやる。

婿養子で、トントンと、出世街道を通って行くはずなのに、周りからは、妬みや僻み、その上、上役からのちょっとしたことでも叱咤の毎日。

剣を振り回すだけでなく、話の聞き上手や思いやりに、ホットさせられる。

又、妻の安江も心優しい。
仲睦まじく、二人揃って、人の世話をして暮らしている。

友人の勘之助との関係も、小説の中で、ふっと笑いに変えている所が良い。

2025年1月7日

読書状況 読み終わった [2025年1月7日]

読み始めてから、高田郁氏の
「あきない正傳 金と銀」を思い出した。
やはり、反物をどのようにして、町の女たちに、流行らして行くか……

辛い道のりを、越えるには、並大抵の努力が大切であり、その上に、家庭内の非協力的な人物の登場に、心をかき乱させる。

この本は、螺鈿の櫛をくれた人物 仙次を一途に慕うおけい。
いつか 自分の所に戻って来てくれると信じて、店を大きくして行く。

大きくさせるのには、それ相当の覚悟がいる。

そんな中、下渡藩の長坂修理が、お家騒動に巻き込まれ 切腹の沙汰が……

そんな悲しい事や美人の妹の不始末等、頭の痛い事が、多い。
自分の愚痴や味方になってくれる相手が、いるのだろうか?と、思ってしまう程である。

一癖あると思っていた橘屋の正五郎。

養女の娘と三次と一緒にさせたい為に、盗賊の冬霞の親分に自分の店を渡す覚悟。
その為に、正五郎に、お金の融通を頼むのだが、………

正五郎の思いを、おけいは、自分の肌に、橘の花を刺青する。
命短い正五郎の為に、その恩を自分の身体に刻み込ませた。

四十になり、戻って来てくれると信じて待っていたおけい。
若き日に貰った櫛を 大事に、これからどう生きて行くのだろうか?

三次の息子と養女が、いつか、又おけいの所に戻って来て、平和な日を送って欲しいと思いながら、本を閉じた。

2025年1月7日

読書状況 読み終わった [2025年1月7日]

全盲のピアニストが、目が見えるのではという憶測のゴシップが、飛び出した。

なぜか、昔そんな作曲家が居たのを思い出しながら読んで行った。

作者 中山七里氏の音楽ミステリー小説である。
ドビッシー、ラフマニノフ、ショパン、ベートーベンと、有名な音楽家の曲を演奏するピアニストやヴァイオリニストにまつわる事件。

この本では、モーツァルトの演奏が、詳しく掲載されている。

しかし、事件は、盲目のピアニストが、殺人犯にされる所を、最後に、岬洋介が、紐解いて行く。

少し、前置きが長いけど、岬洋介の去り際が、さり気なく それでいて、品格を感じてしまう。

しかし、母親と盲目の隆平は、偽証罪に問われないのか?と、考えてしまった。
話は、意外な人物だったけど、消去法として、理解出来た。

2025年1月12日

読書状況 いま読んでる

オルセー美術館に行って見たい!と思ったのは、子供達を出産してからである。

ユーロでなく、フランを使用していた時には、ルーブル美術館しか無かった。

ルーブル美術館の良さは、日本に無い、間近に作品が見れる事である。

だから、ルーブル美術館を見て、とても感動したし、再度フランスへ、行った。

オルセー美術館が、1986年にオープンで、行きたかったのに、結婚、出産、子育てで、行く事が出来ず、美術鑑賞も遠のいた私であった。

子供が、美術館巡りをしては、そこで、絵はがきを購入して送ってくれる。

先日、モネ 「庭とレシピ」の本を読んで、やはり、素敵!と思ってしまった。

身体のいろんな所にボルトが入った身体には、検閲で、ブザーがなる。
もう、海外には行かないと思うけど、こうして、本で、楽しんでいる。 

空飛ぶ車が、万博で、登場する時代になるから、世界はもっと身近になって来るだろうと、思う。
その時まで、長生きしよう!!!(笑)

2025年1月5日

読書状況 読み終わった [2025年1月5日]

良いねえ!!!
モネも、目が弱らなかったら、もっと、描けたのだろうなぁと思う。

庭園に、牡丹や桜、松と、日本の植物迄、植えている。

庭園の散歩に、2時間。
穏やかな時間を満喫して、過ごしたのだろう。

それに、グルメであったから、ちょっと出っ張り気味のお腹!
でも、探究心で、美味しい物に、どのようにして、材料は?と、自ら、研究する様は、やはり、繊細な感覚を持っているのだろう。

こんな大きな邸宅で、友人達との交友、そして、大きな庭で、好きな絵筆を走らせたモネ。

その有様をこの本は、モネの作品だけでなく、色々描いており、ジヴェルニーの食卓再現レシピも掲載している。

邸宅や庭園は真似出来ないけど、これは、出来そう!(笑)

松方幸次郎氏との写真等も珍しい。

いろんな角度からのモネの良さがわかる本だった。

2025年1月5日

読書状況 読み終わった [2025年1月5日]

おちかさんの時に読んでから、富次郎になり、それから、読んでなかった?

三話からなる。
どれも、摩訶不思議な話であるのだけど、ちょっと区切りの良いところで止めて、又読み出す。
怖いもの見たさのような感覚である。(笑)

でも、読み終えて、おちかさんの時の方が、私は、読みやすかったように思えた.

2025年1月5日

読書状況 読み終わった [2025年1月5日]

8人の作者が、描いているペット達。

私も、もふもふとしたビジョンフリーゼを飼っていた。
小さい時は、メキシコ犬を飼っていたが、商社マンの父の異動で、友人に貰って頂いた。

だから、子供達が出来た時に犬を飼いた買ったけど、なかなか散歩の世話が大変なので、小鳥やハムスターの小動物だけしか、飼えなかった。

この本を読みながら、もう一度、飼いたい気になったけど、犬の寿命も長くなって来て、自分の老い先を考えると、やはり、飼えないだろうと………

だから、読みながら、羨ましさも含め、病気で亡くなる所で涙して、共に共有した気分に浸っていた。

動物が傍にいると、暖かい体温を感じられる。
ストーブや炬燵などの違いは、生きている波動が、感じられるからなのだと、……思いながら、ストーブの前で本を閉じた。

2025年1月5日

読書状況 読み終わった [2025年1月5日]

人生100年といわれるようになった。
昨日のニュースで、芦屋の116歳、世界高齢者の女性が、亡くなられた。

人間は、120歳迄、生きられるとか…
後、何十年か先は、それも可能になるかも???

この本を読んでいて、自分の入院の時を思い出した。
手術後、麻酔から目が覚めたら、お昼に、食事が出来たら、自分の部屋に戻れると、……
お腹は空いていたので、食事が出来ると、思っていたのだが、身体が受け付けず、食べた物を嘔吐してしまう事態だった。

良くなるには、口から食べ物を摂取出来る事の大切さを、感じさせられた。
長生き出来ても、管に繋がれた時間の経過では、意味が無い。

調理するのに、体力も必要であり、大きな中華鍋など、持てなくなっている。

自分一人なら、行平鍋で十分であり、時短で、直ぐに食べれる物を用意しておくことが必要と、最近思う。

非常食ではないけど、いくつかの物を用意している。

自分の歯で、食物をかみしめて食べれる事、当たり前の事が、少しわかり始めた私である。

2025年1月5日

読書状況 読み終わった [2025年1月4日]

もっと面白い本と思っていたのだが……歴史的人物が登場するのは、良いのだけと……
スッキリとしない感じがした。

マネーに縁が無いからかもしれない。(笑)

2025年1月4日

読書状況 読み終わった [2025年1月4日]

子育ても終わり、子供達は、自由に年末を各自 謳歌している。

私といえば、1階が17・18ページのような間取りのような感じであるが、、雑然として片付かない。

見えないように、戸棚も沢山あるけど、年とともに、動作緩慢になり、手近に必要のものを置いて置きたい。
ティッシュ、ペン、ハサミ、メモ帳、メガネ、薬、ゴミ箱、……
その上に、携帯やパソコン道具!
机の一角に置いてある。

広いダイニングキッチンで、動きやすいと思ったけど、大型エアコンは必要だし、電気代が、馬鹿にならない。

この本は、イラストも可愛いし、子供がいる場合やペットを飼う事も考慮されている。

傘や靴の数を見ても、凄い少ない。

我が家の大型収納の靴箱に、下駄、草履、靴,サンダルなどを眺めながら、断捨離して行かなくてはと、つくづく思う。

年末からこの本を読みながら、少しづつ、片付けている。

事始めは、一日、一つ、捨てて行く事を、今年は始めようと思いながら、本を閉じた!

2025年1月4日

読書状況 読み終わった [2025年1月4日]

第四章からなる。

御節介で、桜木清兵衛は、用心棒となるのだが、……

太物問屋の色っぽい女将のお仙に、惹かれた手代。
手代が、左利きも出来る事に気付く清兵衛!

この様な推理さが、好きである。

しかし、第二、もっと、お仕置き(?)が、必要なのでは……
心配を家族に一杯させたのにと思ってしまった。

第三章は、蜂須賀家の家臣でも、盗人である。
10両だと、切腹、お家断絶だろうが、無かった事に、……
盗まれた三軒の店で、強請った金の倍の買い物をするという 清兵衛と口約束だけ。

第四章でも、好々爺になっている。

これでいいのだろうか?と、思いながら、今回は本を閉じた。

2024年12月26日

読書状況 読み終わった [2024年12月26日]
ツイートする