アシンメトリー (角川文庫)

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本棚登録 : 1505
レビュー : 194
著者 :
けんさん 日本文学   読み終わった 

とても一言で表現しにくい小説だ。

二組の男女の恋愛と友情を描いた物語なのだが、
決してラブラブな感じではなくて、小さなエピソードの積み重ねがやがて
大きなうねりにつながっていくような。
その一つ一つのエピソードにドキッとさせられる。
たぶん、これ俺もやっちゃったことある!と一々身につまされるのだ。
何度心を凍りつかしたことか。

アシンメトリーとは左右非対称のことだ。
ぴったりと納まらない四人が自分たちの進む道を右往左往しながらも
前に進んでいくことを表している。

生きていくことが楽しくもありつらくもあり、でもそれらすべてにありがとうと言えるようになれればなあと思うのだ。
そしてその自分の人生には、家族がいたり友人がいたり先輩や後輩がいたり。
誰かに支えられているんだとあらためて気づかされる物語だった。

レビュー投稿日
2013年2月13日
読了日
2013年2月13日
本棚登録日
2013年2月13日
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