対岸の彼女 (文春文庫)

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本棚登録 : 8983
レビュー : 1009
著者 :
けんさん 日本文学   読み終わった 

不覚にも涙がこぼれた。

大人になってからの友人こそ、本当の友人なんだろう。
しかし、大人になってからでは、本当の友人なんてなかなか出来ない。
仕事、金、名誉、打算…
子供の時には、考えられなかった障壁が次々と現れる。

家庭を持つ主婦と、シングルの女社長というキャラクター設定だが、これは男でも置き換えられる部分がある。
昔あれほど仲がよかった友人達。今はどこで何をしているのだろうか。そんなことを考えながら読んだ。

痛いほど切実な思いが伝わってくる物語なのだった。

レビュー投稿日
2013年3月15日
読了日
2009年5月11日
本棚登録日
2012年9月10日
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『対岸の彼女 (文春文庫)』のレビューへのコメント

vilureefさん (2013年3月15日)

こんにちは。

私は角田さんなら手放しで☆5つにしたい位のファンですが、この作品が最高峰です。

でも意外でした。男性でもこの感性に共感するなんて!
角田さんの作品は女性の嫌な部分を書いているのが多いので、男性読者にはやや受け入れがたいのかと思っていました。

なんだかとっても嬉しいレビューでした。

けんさん (2013年5月12日)

vilureefさん、コメントありがとうございました!うっかり見落としていました、ごめんなさい…… 角田さんの作品は、これと、もう一作「愛がなんだ」しか読んでいないのです。なので、角田さんのことはよくわからないのですが、この作品は文句なく素晴らしかったです。小説を読んでいるときには、主人公に移入してしまうので、男性向け女性向け問わず、良い作品は良いと思います。今すぐに読めるかわからないのですが、次に角田作品を読むなら、何がよいですか??

vilureefさん (2013年5月13日)

こんにちは。

うう、難しい質問です(^_^;)
一般的には知名度の高い「八日目の蝉」なんでしょうが・・・。
もちろんこの作品も外せないとは思うのですが、私だったら角田さんらしい「空中庭園」や最近のものでしたら「月と雷」を押します。
外れの作品は少ないと思うので、ランダムに読んでも大丈夫だと思いますよ。
レビュー楽しみにしています♪

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