Sweet Blue Age

3.36
  • (64)
  • (160)
  • (401)
  • (36)
  • (7)
本棚登録 : 1951
レビュー : 211
kinakomotimotiさん 小説   読み終わった 

遠い追憶に思いを馳せるような、もしくは後になってああ、あれはと胸を打つような青春を一冊に綴じたアンソロジーです。
感想を順々に述べますと、

「あの八月の、」…夜の大学へ忍びこみ、フィルムの中に過去の自分たちを観る。
タイミングとか巡りあわせってあるよなあと感じました。
「クジラの彼」…合コンで出会った、クジラ乗りの彼。
再読です。さすが有川さん、やはり甘々でした。
「涙の匂い」…慣れることのない田舎暮らしの中、ふと感じた覚えのあるにおい。
ああ確かにこんないやなこと、素敵なこと、あるあるという感じでした。
「ニート・ニート・ニート」…neatとneet。
どこかレトロ漂う不思議な心地よさでした。まさに青春。
「ホテルジューシー」…目の前にどっしりと横たわった、自由という空白を埋めるために。
沖縄を見てみたくなりました。
「辻斬りのように」…辻斬りのように、男に抱かれなければ。
七竈の情景がとても美しく浮かびました。
「夜は短し歩けよ乙女」…おともだちパンチを御存知であろうか。
再読です。黒髪の乙女と、乙女に恋慕する路傍の先輩の巻。ポップでキュートでばかばかしい。そしてそこがいい!

と、青春のかたちはさまざまであるということでした。

レビュー投稿日
2013年10月16日
読了日
2013年10月16日
本棚登録日
2013年10月16日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『Sweet Blue Age』のレビューをもっとみる

『Sweet Blue Age』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『Sweet Blue Age』にkinakomotimotiさんがつけたタグ

ツイートする