頼介伝: 無名の起業家が生きたもうひとつの日本近現代史

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  • 苦楽堂 (2018年6月25日発売)
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感想 : 3
4

読了。
本書の舞台とカミさんの実家が本当に近いので、馴染み深い地名が沢山出てきて興味深かった。
良くぞここまで、、、という程祖父の足跡を精緻に調査した著者の熱意には驚嘆したが、その祖父を狂言回しとし、敢えて抑えた筆致で神戸エリアの経済史を紐解く。
神戸の一起業家の生涯を通して、日本の近現代史をも俯瞰した気にさせてくれる一冊。
カオスの中でリスクを取って闘う市井の人々の気概が、生々しく浮き彫りにされていて、勇気と活力を貰った気がした。
小説として読んでも、非常に面白かった。

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感想投稿日 : 2018年10月5日
本棚登録日 : 2018年7月10日

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