知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)

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本棚登録 : 2671
レビュー : 281
著者 :
きのPさん 新書   読み終わった 

【本の内容を一言で】
「お金」を中心とした金融関係の教科書


【内容まとめ】
1.お金というのは「欲しいものを得るための交換手段」
2.日本銀行は、銀行倒産のリスク回避のため1つの銀行だけでお札の発行し始めたことが誕生の由来
3.医療費が年間10万円を超えた場合、その分の申請で控除=お金が戻ってくる


【感想】
池上彰は分かりやすい!
何でこんなに広いジャンルで博識なんだ!!

この本は、本当に教科書としかいいようがない。良くも悪くも「教科書」である。
そのため「お金」や「金融」について知識が欲しい時は、真っ先に手に取るべき分かりやすい1冊の本だろう。
難易度も低く、金融に関して色んなジャンルに浅く広く触れているから、Fリテラシーの勉強のきっかけとしては良い本だった。
だから、子どもが読んだらエエのではないかと思う。(読むタイミングによっては、時代が大きく変わっているかもしれないが・・・)

また、お金の歴史や語源、日銀の誕生理由、税金に関する事などは、非常に勉強になった。
確定申告や医療費申請などは知らなくて損をする(得をしない)リスクは非常に高いだろう。
ただ、ザっと読んだ為あんまり理解できなかった。

結論、ファイナンシャル・リテラシーは第一じゃないにしても必須科目のようなもの。
この手の本や新聞記事は定期的に読んだり頭に入れておく必要性は高いと思う。


【引用】
お金の歴史から始まって、銀行の仕組みや投資、保険、税金など、お金にまつわる基本的な情報を整理して読者に届ける。
これを読んだからといって、あなたの財産を増やすことができると保証するものではない。


◉お金の歴史
元々は物々交換だったが、ニーズ一致の可能性が低いため、それだと物々交換の取引が成立しない。
そこで出会う可能性を高めるために市場ができ、「みんなが欲しがる共通のもの」として日本では稲(ネ)や布が生まれた。
「値」や「幣」はそれが語源。

ちなみに中国では貝だった。
→「貧」「貨」「購」など、お金に関係した感じには全て「貝」が入っている!

ローマでは「塩」。
→ラテン語で「サラリウム」のため、「サラリー」という言葉が生まれた

上記のように通貨はそれぞれだったが、世界共通で金銀銅になっていった。
結局、お金というのは「欲しいものを得るための交換手段」!


p18
・日本銀行誕生について
昔は各銀行が発行していたが、兌換紙幣の発行数ミスやそれによる取替え多発で銀行が潰れるリスクがあるため、1つの銀行だけでお札の発行をすることになった。

・日本銀行の役割
①銀行にとっての銀行
→各銀行が日銀に口座を開き、管理している

②政府の銀行
→税金や反則金の管理も行なっている

③紙幣を発行する発券銀行
→好きな時に発行するわけではなく、国債に応じて紙幣の量を決める


p112
・金投資
金に投資する投資信託が注目を集めている。
金取引だと売買が盛んでリスクがあったが、投資信託が販売されたことで金の値段は下がりにくくなった。
→会社が一定量の金を保有しなければいけないため、売りにブレーキがかかったため

p114
・わかりやすさが特徴のETF
ETF…上場投信。エクスチェンジ・トレイデット・ファンドの略。
→値段がわかりやすい
→普通の株式と同じように瞬時に売買できる


p144
・直接税と間接税
収入のあった人が直接税務署に納める税金が「直接税」
消費税や酒税・たばこ税など、商品に含まれる税金などが間接税


p148
・所得と収入は違う
収入は仕事をすることによって得た金
→額面
所得は実際に手元に残る金
→手取り


p151
・サラリーマンと確定申告
源泉徴収は他の国を見渡すと非常に珍しい仕組み。企業から面倒だと反発があり、導入されなかった。

メリットは?
①還付申告
医療費が年間10万円を超えた場合、その分の申請で控除=お金が戻ってくる!
確定申告と別で単独でも行える

医療費のほかに寄付金、家の購入費、盗難や災害にあった場合なども対象になる。

レビュー投稿日
2017年11月4日
読了日
2017年11月4日
本棚登録日
2017年11月4日
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