GOTH 夜の章 (角川文庫)

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本棚登録 : 10630
レビュー : 975
著者 :
毛玉さん ミステリー   読み終わった 

知人に薦められて。
実は一度挫折して読み直した本。
冒頭からグロいのと、当時はラノベアレルギーだったため主人公のキャラが受け付けなかったから。
でも読み直してよかった!
巷にあふれるチープなラノベの、「俺、感情なんてないんだ……」キャラやサイコパスキャラによくある表面だけなぞったペラペラな人物造形が苦手だったのだが、この作品は受け入れられた。あとがきのおかげで。なるほど妖怪モノとして読めばいいのか。そう考えると素直にすとんと物語に入り込める。主人公も犯人も人間じゃない何かだと考えれば、余計な違和感はなくなる。
作者が書いているように、犯人の背景があまり書かれていないために、すんなりそういう読み方をすることができた。

他のラノベもこういう風に楽しめばいいのかもしれない。ラノベの楽しみ方を教えてくれた本。

それでも「犬」は無理があると思うけれど(苦笑)。オチは最初予想していた通りだったが、そういう目線で読んでも「私」があまりに犬っぽい(人間らしくない)ので途中から予想変更したのだ。せめて少女があえて「かみ殺す」という方法を選択したことに必然性があればな……結果的にナイフでとどめさしてるから、別にその方法にこだわってるわけでもなさそうだし。寝てるところを最初から刺せばよかったよね。
それに少女と大型犬だと大型犬の方がまだ強いイメージがあるのだが……。

レビュー投稿日
2016年2月2日
読了日
2016年2月1日
本棚登録日
2016年2月2日
2
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