温泉妖精

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本棚登録 : 111
レビュー : 15
著者 :
毛玉さん 純文学   読み終わった 

第39回すばる文学賞受賞作品。

面白そうな突飛な要素をこれでもか、というほど詰め込んだ印象。こんなに面白要素に溢れているのだから、短編で終わらせるのは勿体ない。

それにしても、タイトルで勝手にふんわりしたファンタジー作品だと思っていたので「温泉妖精」が何かを知ってしまった瞬間思わず笑ってしまった。でもこれ、私や若い世代は「妖精」「魔法使い」のネタに馴染んでいるからすぐ理解できるけど、上の世代の人は???って感じなんじゃなかろうか。
絵里と影は良い関係に見えるけど、決して恋愛に発展はしないだろうな。絵里が影に緊張しないでいられるのは、相手が「妖精」だから。その心情が違和感なくすんなり受け入れられた。
ただ影の人物像、ネットのこじらせ「妖精」のステレオタイプそのまんまで、作られたキャラクターという感じを拭えなかった。もう少し生きて呼吸している人間としてのリアルさが出ていればよかった。

レビュー投稿日
2017年2月3日
読了日
2017年2月1日
本棚登録日
2017年2月3日
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