読む日によって考えさせられる。

キリギリスは本当に幸せなのか。
動物達の役に立てて
嬉しいと思う日もあるだろうけど
彼等のことを考えてやったことが
拒絶される時もある。
それも含めて幸せを感じているのだろうか。



2023年12月29日

読書状況 読み終わった [2023年12月29日]

前回も思ったけれど
映像として浮かんできた。
読みやすく読後感も爽やか。
ただ名探偵の祖父が
認知症がひどくなったら悲しいと思った。
いつまでも名探偵でいてほしい。

ドラマになったら嬉しい。

2023年12月23日

読書状況 読み終わった [2023年12月23日]

玲花は悪女というイメージではなかった。
愛に飢えた可哀想な女性。
同じく愛に飢えた男性と出会い
別れ、そして再会して、、
離れられなくなっただけ。。

2023年12月23日

読書状況 読み終わった [2023年12月23日]

まるで韓国ドラマを観ているかのように
情景が浮かんできて、さらさらと読めた。
(実際、Amazonプライムにドラマもある)

馬鹿がつくほど正直でお人好しのミョンジュン。
元妻のヘウンから唆され、
白血病の娘ヒエのために誘拐を決行するが、
誘拐する筈の少女を誤って轢いてしまう。
怪我はそれほどでもなかったが
目覚めた少女ロヒは記憶喪失になっていた。

何をやらせてもダメなミョンジュンと
人のいい彼をひっぱる?賢いロヒのコンビが
コメディタッチで描かれ、
並行して事件の捜査がシリアスに進んでいく。
それぞれの登場人物の思惑もあり、
物語がどうなるのか知りたくて
読む手が止まらない。

貧富の差や、それによってうまれる
人を人とも思わない行為、
そこで苦しむ人や恨みを募らせる人もいれば
自分の立場を利用する人もいる。

ただただ、ミョンジュン、
ヒエ、ロヒに穏やかな暮らしが
待っていますようにと願ってしまった。

2023年11月25日

読書状況 読み終わった [2023年11月25日]

今まで色々な韓国ドラマや映画を観てきた。
登場人物の多くが朝から晩まで働き、
みんなでワイワイお酒を飲んで、
酔い覚ましスープやハチミツ水を飲んで
また働いていて。
アクティブで凄いなあ、と思う反面、
自我が強いというか、
権利を振りかざして怒ったり喚いたり、
他人のせいにして自分を正当化したり、
そういう部分に辟易していた。

そんなドラマや映画ばかりではなく
静かに優しく物語が進むものもあって、
日本にはない表現の素晴らしさや
心を柔らかく包むような言葉の数々に
感動させられて詩集を購入したり。

この作品も
生まれた年代のせいで
ありふれた名前になってしまった
主人公の淡々とした物語で、
自己紹介が苦手だったり、
みんなと一緒に食事に行くのが嫌で
架空の友達を作り出し言い訳にしたり、
共感できるところが多かった。
彼女ジヘはもっといい生活に憧れ、
今はインターンだけれど
いつか上へ行く、という小さな野心があり。
知り合った仲間(年齢も性別も様々)と
世の中を、自分の生活を変えようと行動する。
それは思ったよりも上手くいかず、
挫折を覚えるけれど、
行動した、という達成感は
彼らの心をほんの少し変えていく。

とても素敵なドラマを観たような
読後感だった。

2023年11月14日

読書状況 読み終わった [2023年11月14日]

ハリネズミ達と暮らしてから
わんこやにゃんこ、鳥さん、
動物がとても愛おしい存在になった。
Twitter(現X)でも色々な動物達を見ては
はあ、愛らしい、、と
にやにやしたり、ため息をついたり、
涙が出たり。

そんな時、タイムラインで
ヨシモフ郎さんのコミックエッセイを見かけて。
保護犬を預かることになった話で
笑いあり涙ありの顛末が
優しいタッチで描かれていて。
何度も読み返していたら
それがコミックで発売されることを知り
早速購入。

買ってから結構経つけれど
寝る前とか、ふとした時に
繰り返し、読み返して
ほんわか温かい気持ちになっている。

2023年11月6日

読書状況 読み終わった [2023年11月6日]

シソンヌじろうが
川嶋佳子という女性(キャラクター)
になって書いた日記。

感性や表現がとても素敵。
コケティッシュで
少し不幸な雰囲気を出しつつ、
淡々と日々を綴っている。
両親の話も
同僚との関わりも
恋の始まりも微笑ましい。

ところどころ、
シソンヌっぽさが出ているのも
ご愛嬌で。

“月水金よりは火木土の方が好き。
月水金が偶数で、火木土、が奇数のイメージ。”
とあったけれど、個人的には
火木土が偶数かな。日曜日も偶数。

↓好きだったところ
“大事にしてたイヤリングが片方なくなった。
捜さないでおくね。
あなたの意思を、尊重します”
“いなくなったイヤリングが帰ってきた。
こういう時は多くは聞かず、
受け入れてあげることにしている。
おかえりなさい。”

川嶋さんの日々をもっと読みたくなった。

2023年10月27日

読書状況 読み終わった [2023年10月27日]

2年前に購入していたのに
もったいなくて読めずにいた。

読み始めは加賀恭一郎シリーズのようで
ここからどうなっていくのかと
思っていた。

事件と並行して
湯川学の家族関係や過去が明らかになり。
彼の冷静な優しさが事件に関わった人達を
掬いあげ、救う部分が印象的だった。

湯川さんというとドラマでの
数式を書き殴るシーンが浮かぶけれど
この作品ではそれはなく静かな雰囲気で。

血縁や、親子の情や、人の心は
計算では解けない複雑なもので
「人は誰もひとりでは生きられない」
と言った湯川さんの反省(後悔)が
感じられた。

2023年10月21日

読書状況 読み終わった [2023年10月21日]

そうだったのか、、
(まあ予想はしていたけれど)
というところで上巻が終わり、
翌日に下巻を一気読み。

弁護士である姉のリーと
薬物依存の妹キャリー。
母親から虐待、放置されていた姉妹は
お互いだけが頼りだった。
リーは全ては自分のせいだから
自分がなんとかしないと、と
思い込んでいるけれど、
キャリーはリーが思うよりも
自立していたし問題を解決しようとしていた。

異常者のアンドルーと
その婚約者でやはり異常者のシドニーが
本当に本当に嫌な存在で
早く死んでほしいと思いつつ
ページを繰っていた。

キャリーと動物病院のドクターの
会話の場面で心があたたかくなり
ジーンとしてしまった。
(あんこうの話は強烈)

悲しい結末だったし、
リーの姉妹がしたことを
アンドルーの母親が知っていて
それを言ってくれればこんな結末には
ならなかったのに、、と
やりきれない気持ちだった。はあ。。

2023年10月15日

読書状況 読み終わった [2023年10月15日]

はじめのほうを読んで
疲れきった主婦が出てきたと思い
何度かよみかけたものの
興味をひかれず月日が経ってしまった積読本。

疲れきった主婦ではなく
ティーンのベビーシッターだった事に
気づいてからは読む手が止まらず
一気読み。

ベビーシッターをしていたキャリーと
姉のリー。
シッターをしていた時の男の子が成長、
レイプ事件を起こし
弁護士のリーに依頼してくる。
彼、アンドルーは
キャリーとリーの秘密の過去を盾に
無罪にするように脅してくる。
何故アンドルーが知っているのか、
わかったところで上巻が終わる。

早く下を読まなければ。。

2023年10月14日

読書状況 読み終わった [2023年10月14日]

えええ、そんなぁぁ。。
最後まで読んで思わず声が出た。
確かに海外ドラマのように映像が浮かび
楽しく読んでいたけれど
海外ドラマのようにクリフハンガーな
幕切れになるとは。

前作「さよなら、シリアルキラー」は
続きがありそうな終わり方ではあったものの
事件としては解決していたし、
読み終わって、一息つけた。

でも今回は
主人公ジャスパー“ジャズ”、
ジャズの恋人コニー、
ジャズの親友ハウイーも
それぞれ危機的状況だし、
真相に近づいてはいるものの、
事件もまだ解決していないし、
ジャズの出生や、
彼に関わる人物についても
気になるところだらけで。

3部作の2番目が今作で、
前作を読んだ時点で
続編を買っておいてよかった。
とにかく早く続きを読まなければ。
(グロい描写が多いので
少し辛いけれど。。)

2023年10月3日

読書状況 読み終わった [2023年10月3日]

第一章は読みにくかった。
みずほのプライドの高さや
格好をつけたような文章や
チエミを下に見た、ものの言い方が。
母親との話も思わせぶりで
だいぶ引っ張った挙句そんな話?
と思ってしまった。
言い方は悪いけれど
そんなに大層な事でもないのでは。。
みずほはとても傷ついた、と
くどくどと語っていたけれど
でもそれって
下に見ていたチエミ親子と何が違うの?と
冷酷な気分になってしまった。
読者をモヤモヤイライラさせるのが
多分、作家さんの狙いなのだろうけど。
にしても、どうして妊娠、流産を経て
赤ちゃんポストの事が気になるとか
友達もその意識に納得するとか
取材するとか無理があるのでは。。
出てきた時点でチエミが関係するのね
とわかってしまい、
何度か読み続けるのが辛くなってしまった。

一転、第二章はとても読みやすく
スピード感も出てきて
チエミの気持ちが素直に現れていた。
みずほが思っているほど彼女は弱くもないし、
プライドも誇りもあるし。
翠もいいキャラクターでチエミを守ってくれて
別れの場面は涙が出てきた。

チエミからはみずほが眩しく見えていて
でも彼女の、私はあなたとは違うという
雰囲気を感じ取っていて。
だから彼女と同類の彼と関係を持つことで
勝った?もしくは同等だよと気持ちに
なりたかったのかな、と思う。
結局、それは叶わなかったし、
ただ徒労に終わっただけだったけれど。。

こういう女性同士の関係は煩わしい。。

2023年9月7日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年9月7日]

正義は難しい。
被害者と加害者、
そうは言っても
どうかすると逆の立場にもなってしまう。
罪は罪だけれど、だからといって
誰も彼もに断罪する資格はあるのか。
日頃ネットで話題になっている炎上を見るにつけ、よく知りもせず調べもせず
騒いでいる人達にうんざりしてしまう。

「保護」
「ストーカー」
途中でくるりと景色が変わり驚かされた。
どこでどんでん返しがくるのだろうと
注意して読んでいるのに
いつも作家さんの思うツボにはまる。
でもそれが楽しい。

「死は朝、羽ばたく」
こちらも読みながら、えええ!となり
同時に心に響いて、重い気持ちになった。
罪を償うことの本当の覚悟を見せられた。

2023年9月1日

読書状況 読み終わった [2023年9月1日]

第一部を読んでいる時は
17歳の女の子と26歳の教師 2人の
よくあるような恋物語のように思えた。
多感な時期に素敵な
(知性があり、余裕があり、
優しくリードしてくれる)男性に出会えば
普通の女の子ならきっとときめくし、
実際、高校時代、私の周りにもそういう先生や
彼等に憧れている生徒がいた。
色々と病んでいたアリソンにとって
自分を認めてくれたり、
特別扱いしてくれるノース先生は
王子様で救世主で、理想の恋人だった。

でも第二部から
ノース先生の本性?が現れ、
アリソンは驚き、戸惑い、疲弊していく。
第二部を読んでいても、アリソンへの
グルーミングや支配というよりは
恋人同士のよくある関係のように思えて
読んでいてとても共感できた。
我慢できない事があっても
その後優しくされると許してしまって
うん、あるあるだよね。と思ったし。

ただノース先生がアリソンとの関係を
「ロリータ」に擬えていた事から
その欺瞞を疑うようになったことで
普通の?恋愛にはならなかったのだと思う。

自分がどう扱われてきたかを分析して
昇華したところが素晴らしい。
恋愛のバイブルとしても使えるのでは。

2023年8月26日

読書状況 読み終わった [2023年8月26日]

「方舟」のほうを読んでいないので
(内容紹介を読むと閉所恐怖がある自分には
辛そうな気がした)
この作品だけの感想になってしまうのだけれど。

早い段階で、犯人がわかってしまい、
(鈍い私でもわかりやすかった)
その人の言葉に
いちいち胡散臭さを感じてしまった。

大室と里英の親子がよくわからないというか
不穏な雰囲気がありそうで
ミスリードなのかな、と思いつつ。。
大室の
「〜なんです?」という言葉尻が
気になって集中できなかったり。

設定は色々と面白かったのだけれど
個人的には合わなかった。

2023年8月22日

読書状況 読み終わった [2023年8月22日]

ブクログを彷徨っていて
面白そうだと思って買った本。

以前にも読んだ作家さん。
その時も登場人物に惹かれないなあ、と
思っていたけれど
今回も感情移入できる人物がいなくて
どんよりした空気の中を
読み進めていった。
あまり没入できなかったので
冷静に犯人を推理できた。
優平が警察だったことは
驚いたけれど。
里佳子は一体何を守りたかったんだろう。
仲良く穏やかに暮らしたいと言いつつ
誰のことも信じていないように感じた。
本当は全てを壊したかったのかな。。

悲しい話だった。

2023年8月20日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年8月20日]

街で見かける人達、
少し会話を聞いたりするだけで
実はこうなのかな?と
友達と一緒に勝手に想像したり
知らない人を主人公にして
短いお話を作ったりするのが好きだった。

だから
三面記事からヒントを得ての小説を
ワクワクしながら読んだ。
読後はワクワクとは程遠く
辛くて落ち込んでしまったけれど。

どの話もそこらじゅうにありそうで
でもどこかでとどまっていて
一線は越えていないだけ。
自分も隣り合わせにいるのかも
と思わされた。

2023年8月7日

読書状況 読み終わった [2023年8月7日]

初めて読む作家さん。

原田マハが、昔読んでいた原田宗典の妹だと
つい最近知って驚いた。

美術系、アートが題材の小説が多い印象で
興味はあったのだけれど、
それほど詳しくないので避けていた。
読み始めたら止まらなくなり一気読み。

京都を舞台にした絢爛なメロドラマ。
芸術に貪欲な女性とその家族、
心に熱を秘めた女性とその師匠。
彼女達の出会い、出生の秘密等が
京都を舞台に鮮烈に描かれていて
映像を見ている感覚で読んだ。
菜穂がお世話になった書道家、
鷹野せんの言葉が染みた。

ひとつ、使われていた京都の言葉?
に違和感。。

2023年7月31日

読書状況 読み終わった [2023年7月31日]

ずっと積読にしていて
読んだらあっという間に終わってしまい、
短編集なのかと思ってしまった。

個人的に年齢は関係なく
二谷→綾野剛
押尾さん→小池栄子
芦川さん→山口もえ&松本まりか のイメージで。

二谷も押尾さんも芦川さんも
自分の中にいて。
心の中で皮肉を言ったり拒絶したり、
意地悪な気持ちになったり、
媚びて自分の思い通りにしたり、
うん、そうだよね、と思いながら読んでいた。

人の本当の気持ちは外見からは量れないし
読めない。
難しい。。

2023年7月20日

読書状況 読み終わった [2023年7月20日]

もっと早く読めばよかった。

はりねずみが好きなのに、いや、好きだからこそ
勿体なくて読むのを先延ばしにしてしまった。
はりねずみは本当に臆病ですぐハリを立てて
フシュフシュして、
たまにお腹を見せて撫でさせてくれるけれど
次の日になるとまたフシュフシュと丸まって
でもそこがとても愛らしくて、愛おしくて。。

ネガティブで臆病な自分と重ね合わせて
はりねずみと接していたのもあって
するりと本の内容が入ってきた。
家にいたはりねずみ達の呟きを読んでいる気がした。

カミキリムシの手紙の文章が印象に残った。
「自分のままでいたらどうでしょう? 孤独で、なににも確信がもてなくて、少し不幸かもしれない。 でも、少し幸福でもあるのでは? 自分を訪ねてくるどうぶつたちを頭のなかでつくりだしてみるといい。 そのどうぶつたちと話をし、踊り、キミって思っていたより ずっと親切なんだね、と言わせればいいでしょう?」

はりねずみ以外の動物達もみんな魅力的だった。
カメとカタツムリのコンビが特に。

読み終わってすぐに同作家の2冊を購入した。
「きげんのいいリス」
「キリギリスのしあわせ」

でもまた勿体なくてすぐには読めないかも。

#ブックサンタ

2023年7月14日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年7月14日]

期待せず、最初の短編「ネオンテトラ」は漫画っぽいと思いながら読んでいた。
「魔王の帰還」で、うるうるとなり
「ピクニック」の怖さに叫びそうになった。
(死んだ娘の視点で描かれていて最後に真相がさらりと明かされ警告で終わった)
「花うた」はまあまあ。
「愛を適量」「式日」はまた漫画っぽいと思いつつも読後感はさらりと心地よかった。

2023年7月9日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年7月9日]

不妊治療の末に授かった子供を
大事に大事に、行き過ぎな程愛する母親。
自分のエゴを満たすためにではなく
子供を愛するが故の行動だけれど
本当にその子供にとって
それは必要なのか、考えてしまった。

読みながら騙されまいと思ったものの
思い切り騙された。
描いていた情景が変わる驚きを味わえて
楽しかった。

2023年7月9日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年7月9日]

初めて読む作家さん。

文恵の解離性離人症の描写から始まるので
それが事件に関係してくるのかと
読んでいたら別な方向だったのでびっくり。
文恵、加奈子の話と
捜査する刑事達の話が交互にあり
なかなか絡んでこないので
中盤までは少々退屈だった。

反対に事件が解き明かされる場面からは
あっという間で、え、もう終わり?という感じで
肩透かし感があった。

他の作品を読もうか読むまいか
悩む。。

松井玲奈さんの解説が丁寧で優しくて好み♪

2023年7月1日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年7月1日]

昔に読んだきりだったが
「我が家の問題」を再読したのがきっかけで
また読みたくなりkindleで購入。
短編集だけれど「妻と〜」は
続き物だったのかと改めて知った。

「妻と〜」以外は
色々なことがきっかけで
ワクワクする人物を描いていて
読んでいて楽しかった。
特に「サニーデイ」
私もネットショップをやっているので
購入された時や高評価がついた時の喜びや
あまり評価がよくない時の落ち込みなど
かなり共感して読んだ。

「我が家のヒミツ」も続けて読もう♪

2023年6月27日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年6月27日]
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