銀河鉄道の夜 [DVD]

4.22
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本棚登録 : 870
レビュー : 180
出演 : 田中真弓  坂本千夏  納谷悟朗  一城みゆ希 
制作 : 宮澤賢治 
きりんさん  未設定  観終わった 

1985年制作の劇場用アニメ映画。登場キャラクターが猫で描かれる銀河鉄道の夜。シーンの殆どが重く暗く、不気味ともいえる静けさ。至る所から死の匂いを感じます。一転して、銀河鉄道に乗ってからジョバンニ達の眼前に広がる幻想的な光景、神々しく流れるハレルヤや新世界交響楽。映像×音楽というアニメーションの武器がふんだんに使われています。

姉弟達が林檎を分け合うシーン、蠍の自己犠牲の話、ジョバンニが繰り返す『ほんとうのさいわい』。この辺りは個人的に原作でも好きなくだりですが、過剰な演出も無く淡々と進んだのが逆に良かった。想像のつかなかったケンタウルス祭の雰囲気もなんとなく伝わりました。冒頭ジョバンニが訪れる牛乳屋さんのお婆さんが銀河鉄道に乗る(亡くなる)という描写は映画オリジナルなんでしょうか?

船が沈んで亡くなった子供達だけが人間の格好をしているのが不思議だったのですが、調べてみたところタイタニック号の事故を受けての描写だそうです。音楽を担当された細野晴臣氏の祖父が実際にタイタニック号に乗船しており、公開当時奇縁として紹介されたとのこと。

そしてザネリの名言「ラッコの上着が来~るよ」いざ映像で見ると本当に生意気でした…!

レビュー投稿日
2012年9月8日
読了日
2012年8月26日
本棚登録日
2012年9月2日
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