クェーサーの謎―宇宙でもっともミステリアスな天体 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (2004年11月18日発売)
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本棚登録 : 48
感想 : 7
4

寝る前のフォトリーディング&起床後の高速リーディング。

率直に面白かった。ブルーバックスの速読の仕方を身につけた思い。飛ばすところ、高速で熟読するとことが分かった読書であった。故に星四つ。

クエーサーとは異常に明るい超巨大ブラックホール。宇宙の遠くの方にある。近くにもあるだろうが、光を失って死んでいる。ブラックホールが光るのはガスの降着円盤という現象による。死んだブラックホールはそこにあるが、光らなくなるのは降着円盤がエネルギーを放射しなくなる現象による。

下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

14:クエーサーは銀河中心核で超巨大ブラックホール。

24:ほとんどの銀河は中心にクエーサーを持つ。

32:赤方偏移はドップラー効果と関連した現象。

38-39:クエーサーはなぜ遠くにしか無いのか。(これは本書の後半に答えが書いてある。クエーサーは死んで近くにある。光を放たなくなっただけ。)

124-125:ブラックホールにはガスの降着円盤という現象がある。これがブラックホールをかがやかせる。ガスの放射熱の輝き。

142-143:銀河はマージャー(統一)する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2016読了
感想投稿日 : 2016年2月2日
読了日 : 2016年2月2日
本棚登録日 : 2016年2月1日

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