やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

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本棚登録 : 3315
レビュー : 342
制作 : 神崎 朗子 
kirisutoinochiさん 2018読了   読み終わった 

フォトリーディング&高速リーディング。以後熟読。
読み応えのある研究書。自己啓発書的な読み方をするとまどろっこしく思えるかも。また翻訳本によくある、エピソードを交えながらの著者の述懐が、さらにまどろっこしい感じを与える気もする。

同じ「やり抜く力」について自己啓発書的に読みたいのなら、ハルバーソンの「やってのける」の方がお薦め。

それにしても「やり抜く力」を科学的に分析し、グリッドのある人になるための研究をしている本書はとても説得力がある。

星四つ。

下記に付箋を貼った個所の要約を載せる(後ろから前)

352:集団に影響を受けることの例。標語を宣言。「弱音を吐くな、文句を言うな、言い訳をするな」など。

325-327:子供がやり抜く力を付けるための4つのルール。
1.家族全員がそれぞれ、ひとつは「意図的な訓練」(ハードな挑戦)にチャレンジし、共有する。
2.それは自分の好みでない挑戦なら、分かった時点でやめても良い。(ピアノが向かないと分かった、絵は描きたくないと分かった、など。)
3.それは自分で選ぶ。親は選択肢を提供する。子どもの自主性で選ばせる。
4.それが自分に合っていることが確認できたら、最低でも2年以上は続けてみる。

318-319:殆どに人は生まれながらにとてつもない力を持っている。それを引き出すのはやり抜く力によって、ひたすら地道な努力を積み重ねる事しかない。

314:やり抜く力はやり通すことによって得られ、やり通すことによってやり抜く力は得られる。

248-250:無力感を学習してしまうのは、努力が実を結ばない時。死ぬほどの逆境は、無力感も産めば、逆に乗り越えれば、やり抜く力も産む。その違いは諦め。

241:自分は成長できると信じる者はやり抜ける。才能のあるなしで自分を諦めたら、無力感を学習してしまう。

233-234:楽観主義か悲観主義かがわかるテスト。「たのまれた仕事が終わりそうにありません。その理由は何ですか?」という質問に対し、自分の能力のなさを答える人は悲観的で、自分のやり方が誤っていたと答えるのは楽観的。(ということは一見「ガッツがない」という答えは、やる気の裏返しや、根性のある人に思えるが、実際は前向きな改善ができないところに責任を問うているので、悲観的な人ということになる。)
楽観的な人は結婚生活も巧く行く。

208-212:レンガを積んでいる人3人の「何してる?」の答え。3が一番「やり抜く力」が強い。
1.レンガを積んでいる。
2.教会を作っている。
3.歴史に残る大聖堂を作っている。

179:どんな練習をしているかは重要。「意図的な訓練」は我慢ではない。我慢の訓練は「意図的な訓練」(フィードバックのあるチャレンジ)に比べ成長できない。

147:好きでもないことはなおさらうまくはならない。

142:「これだ」と思うようなひとつに出合えるまで、多くの人(やり抜いた人たち)は、かなり時間をかけて色々チャレンジしている。

97:やるべきことを絞り込むとともに、やらない事を排除する。(無駄な時間を使わない。)

81:やり抜く力は自分にとってかけがえのない事に挑戦しているときに発揮される。

60:一流の人は当たり前のことをひたすら繰り返している。

レビュー投稿日
2018年6月20日
読了日
2018年6月20日
本棚登録日
2018年6月7日
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