思い通りに伝わるアウトプット術

著者 :
  • PHP研究所 (2020年2月19日発売)
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本棚登録 : 119
感想 : 10
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フォトリーディング&高速リーディング。

7回読みの山口真由さんの本で、アウトプットとインプットに特化した本との事で興味を持った。

自称、努力型の人のその努力のヒントがたくさん詰まっていた。よくある自己啓発やできる人、頭のいい人の本にはない丁寧さがあるのでお勧め。

下記に付箋を貼った個所の要約を記す:

28-29:発言をする際に「果敢」であることはOKだが、「ずうずうしい」のはNG。自分を大きく見せない事。どのように気付いたのかをちょっと入れて話すと好感を持たれる。

59-61:くよくよする事は安楽ゾーンであって、成長する事を拒否した守りの姿勢。いつまでもくよくよし続ける事は実は自身の無いことを肯定して、問題に立ち向かわないで良いよう仕向けている。

77-78:綿密に準備して、話す時はあえて忘れる。そうする事によって、原稿を読んでいる時のような不自然さがなくなる。

126-128:文章は2種類。はじめに結論を述べるタイプと、対立する要素を並べて比べるタイプ。
ほとんどは前者。

156:インプットの質はアウトプットに影響する。アウトプットを前提に本を読む。

162-163:本を読むのにも〆切を定める。自分を追い込んでインプットする。ダラダラしないことは、インプットの質を高める。

184:自分と異なる意見には拒絶を感じてしまうものだが、「なぜそう考える?」という疑問を持つことによって相手の立場が見えてくる。
ただ相手を「会わない人」と思うのは、多くの人の反応と同じ。

星四つ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2020読了
感想投稿日 : 2020年10月25日
読了日 : 2020年10月25日
本棚登録日 : 2020年10月25日

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