海洋地球化学 (KS自然科学書ピ-ス)

著者 :
制作 : 蒲生 俊敬 
  • 講談社
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本棚登録 : 27
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061552371

作品紹介・あらすじ

化学分析手法の進歩が、物質レベルで海の現象をとらえることを可能にした。物質循環の解析を通して明らかになった、地球というシステムにおける海洋の役割を解説する。海洋研究に挑む学生・研究者必読の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 物質の循環に興味があるため、内容に惹かれる。
    最先端の研究内容が書かれているのに読みやすい。素晴らしい構成。
    読了90分

  • 関連講義@夢ナビ:
    温暖化や酸性化で変わっていく海を「化学」で調べる
    https://douga.yumenavi.info/Lecture/PublishDetail/2022001073

  • 150503 中央図書館
    カラー図版が多く、楽しい基本教科書といえそう。
    海の化学的性質、その構成要素の分布、測定のための基本的な概念などが中心。洋上風力などにもし関与することがあれば、こういう面も素養として知っておく必要がありそうだ。

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著者プロフィール

蒲生俊敬(がもう・としたか)
東京大学名誉教授。
1952年、長野県上田市生まれ。東京大学理学部化学科を卒業、同大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。専門は化学海洋学。北海道大学教授、東京大学大気海洋研究所教授などを歴任。海洋のフィールド研究に情熱を傾け、これまでの乗船日数は1740日に及ぶ。深海潜水船でも15回潜航。海洋の深層循環や海底温泉に関する研究により、日本海洋学会賞・地球化学研究協会学術賞(三宅賞)・海洋立国推進功労者表彰(内閣総理大臣賞)などを受賞。著書に、『日本海 その深層で起こっていること』『太平洋 その深層で起こっていること』『なぞとき深海1万メートル』『海洋地球化学』(いずれも講談社)、『海洋の科学』(日本放送出版協会)、『日本海のはなし』(福音館書店)など。『日本海 その深層で起こっていること』は、出版文化産業振興財団(JPIC)による英訳版が海外でも読まれている。

「2021年 『インド洋 日本の気候を支配する謎の大海』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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