論理的にプレゼンする技術 聴き手の記憶に残る話し方の極意 (サイエンス・アイ新書)
- SBクリエイティブ (2009年3月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797349771
作品紹介・あらすじ
理系、文系を問わず、ビジネスシーンではプレゼンを避けて通れません。わかりやすいプレゼン術は全社会人の必須スキルといえます。本書では、そもそも「よいプレゼンとはなにか?」といった基礎のキソから、発表に臨む際の心構え、事前準備から、発表シナリオのつくり方、発表中の正しい振る舞い、パワーポイントの効果的な使い方、聞き手を飽きさせない技術、質疑応答のじょうずな方法まで解説していきます。
感想・レビュー・書評
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基本を判りやすく示しています。
まあ本書巻末のチェックリストにあるように
プレゼンまでに1ヶ月もあることなんて
まずないけどね、自分の場合。
半分はイラストorコミック。
この新書シリーズはみんなそんな感じだけど、
この手の本がフルカラーなのは、
やはり理解しやすくてよい。
目的・資料作成・トーク・環境など、
考えうる多方面からプレゼン技術に
アプローチしている点は、自分がプレゼンに
おいて見落としている部分を発見させてくれる
手がかりになるだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/15824 -
・「KISSの原則」Keep it short and simple
・キーワードを用意する
・スライド1枚に5〜6行、30ポイントが基本
・センタリングするのは「キーワード(一文)だけのスライド」「表のいちばん上の行」「図のキャプション」「タイトル・サブタイトル」
・ノートパソコンの「B」キーを押せば、スライドが消える -
20161207
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冒頭の1・2章が肝で参考になる。3章以下は急に作成業務モードになりまぁ普通に見かける内容になる。
反面教師の章は笑える。勤務先のほとんどのプレゼンがこれに当てはまるよね。そんなプレゼン作る奴らに読ませたいね、この本を。
円グラフに木星土星を埋め込むアイディアは同意しかねる。 -
Sentence length is like a girl 's skirt: the shorter is the better, but it should cover the most important parts.
32頁
聴き手にとってかならず新しく、新鮮なものが入っていなければならないのです。それは、「新しいこと=相手にとって完全に新しいこと」ではない、
「相手が無意識に欲していたもの・欲していたものに沿っている/向かっているもの」であること
36頁
「聴き手があとで話しやすい」説明・キーワードを用意しよう
38頁 -
Wed, 26 May 2010
学生指導でいい本はないかなーとおもって,
プレゼン本を何冊かかってみた内の一つ.
大体のページが左が文章,右がマンガになっていて,
ざーっと読んでいくとすぐ読めるね.
基本的な内容が多いし,どちらかというとビジネス向けプレゼンのためのものであるが,研究室の学生が読んでもぜんぜん為になると思う.
3,4回生のプレゼンを見ていて思うのは,
パワーポイントのデザイン,論理構成,などなど,どれをとっても力不足.
特に,図の構成や,箇条書き,フォントの大きさから,人間が感じ取ってしまう
「論理構造」を上手く,利用出来て.
本書の中で解説してある方法の,一つで,ぼくもよく使うが,
例えば,現状の問題点を列挙した スライドのしたに
「これらの問題をモジュール型強化学習で解決」
と,アニメーションで どどーん! と入れる.
それで,次のスライドで
「モジュール型強化学習」
とタイトルに入れて,その説明のスライドを差し込む
というのも,聴衆の「疑問符」を上手いことコントロールして,話しを持っていく基本的な方法.
この手の本では,手にとりやすいし,よいものだとおもいます.