鳥居耀蔵: 天保の改革の弾圧者 (中公新書 1049)

著者 :
  • 中央公論新社 (1991年11月1日発売)
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感想 : 4
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名門の家柄であるけど第7子となると中々活躍ともいかないようで・・・鳥居家は番方なのか中奥の警護や役に就いたのが28歳、城中をひたすら番する詰らない閑職であるが9年我慢した挙句に辞表を出します
3年後徒頭として将軍親衛隊となるが、乱世ならぬ時代なので相応しい出番なく2年が過ぎて西の丸目付に引き抜かれた・・・弾力的に祭りごとを行う奉行を補佐するような立ち位置であり監察のような性格ではなく出世を約束された名誉ある実務者ポストらしい
つまり、政治の表舞台に躍り出たのは40台半ばなのだから意外である

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2016年4月22日
読了日 : 2016年4月22日
本棚登録日 : 2016年4月22日

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