コンセプトメイキング 変化の時代の発想法 (高橋宣行の博報堂式発想術シリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2007年11月15日発売)
3.42
  • (25)
  • (44)
  • (73)
  • (17)
  • (4)
本棚登録 : 632
感想 : 52
5

わかりやすく、コンパクトにまとめられているものの、中身は非常に濃く感じました。

コンセプトメイクは、様々な要素を組み合わせていく作業を含むとはいえ、実質0から1を生み出す作業なので、プロセスが非常にハードでコンセプトメイクに優れた人でもプロセスをわかりやすく説明することは非常に難しいと思います。

その上で、私がどこまで理解出来ているのかという不安があるものの、本書はプロセスのエッセンスをコンパクトにまとめられていて、本当に優れた人だからこそ書ける一冊という印象を持ちました。

自身がこのテーマへの課題認識をしている状況なので、とても参考になりましたが、読み手によっては全く響かない可能性もあると思います。それくらいシンプルに書かれていて、読み手を選ぶと思います。

ステージが変わる毎に読み返したい一冊です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 戦略・マーケティング
感想投稿日 : 2013年6月4日
読了日 : 2013年6月4日
本棚登録日 : 2013年6月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする