仁木悦子少年小説コレクション 1

著者 :
制作 : 日下三蔵 
  • 論創社 (2013年1月1日発売)
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感想 : 6
5

『午後七時の怪事件』
文子ちゃんの家に入った強盗。文子ちゃんのお母さんの首を絞め金庫のダイヤが盗まれていた。容疑者として逮捕された竹田正三。電話で文子の父に呼び出されたとの証言。竹田の息子・正夫と文子の捜査。竹田が金を借りていた石野。事件当夜の石野の行動。

『みどりの香炉』
仁木兄妹の叔父・橋本の家で起きたみどりの香炉の盗難事件。橋本宅に住み込みで働いている耳が聞こえず声も出せない平作じいさん。居候の岩城青年。平作じいさんの小屋に向かって残る足跡。夜中に平作じいさんを目撃したと証言する岩城。足跡の秘密。

『なぞの写真』
正月に多美子が撮られた写真に写り込んでいた謎の男。多美子の周囲をうろつく謎の男。誘拐された多美子。幼いころの写真がない多美子の出生に隠された秘密。

『ころちゃんのゆでたまご』
遠足のお昼の時間に転がっていったゆで卵を追いかけるころちゃん。狼が盗んで隠した首飾りを見つける。捕まったころちゃん。ゆで卵のカラで行く先をつげるころちゃん。

『七百枚の一円玉』

『きえたリュックサック』
隣のおばさんにもらったリュックサックをしょって遠足に出かけた清ちゃん。電車の中で消えたリュックサック。遠足で訪れた城の上の望遠鏡で見つけたリュックを持つ男を追う清ちゃんととし子さん。男に捕まり監禁されるがトンエンルを抜けて脱出。電車の中で出会った相撲取り・岩ノ山に助けられる2人。トンネルの落盤で犯人と共に閉じ込められた3人。城の抜け穴の秘密。

『灰色の手帳』
山下電器に押し入った強盗。容疑者として捕えられた浅井誠。兄の無実を信じて捜査する孝君。強盗に頭を殴られた番人の松田じいさん。松田がうわごとで言った「灰色の手帳」の謎。犯人に囚われた孝君と友達の鈴子ちゃん。小野青年のダットサンでの逃亡。山下電器で行われていた犯罪の秘密。

『消えたおじさん』
仲良しの絵描きのリュウおじさんが消えた。おじさんを探す国枝くん。目撃者の少女が見たトラックに書かれた「エムゴカロ」の謎。事件の現場になったと思われる柴加ゴム工業に潜入した国枝くん。会社の前で出会った三谷警部補。捕まった国枝くん。同じく捕まった町田ユキ子と逃亡するが・・・。逃げた2人を助けた三谷警部補と追いかけてくる車の謎。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 推理小説 日本
感想投稿日 : 2013年2月5日
読了日 : 2013年2月5日
本棚登録日 : 2013年2月5日

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