バーデンハイム1939

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レビュー : 6
mieuxさん  未設定  読み終わった 

(あ、これは「保養地」ではない)と気づいたとき、物語の世界の恐ろしさが迫ってきてぞっとなった。私たちは歴史がどう動いたかを知っているが、そのただなかにいる人々は何が起こっているのかわからない。ゆっくりと、じわじわと物事は動き、そして気づいたときは取り返しがつかなくなっている。ナチ時代だけでなく、こうしたことは世界のあちこちで、紛争や異常気象の中で起こっている。
ただ正直物語の世界には入り辛かった。原文からこのようなのか、訳文のせいなのか。「楽士」「楽師」「演奏家」「芸術家」これは全部同じものを指しているのではないか。ばらつきが気になった(それとも原文では「楽士」と「楽師」は違うのだろうか)。2108.1.4著者死去を悼んで読む。

レビュー投稿日
2018年1月15日
読了日
2018年1月14日
本棚登録日
2018年1月15日
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