2021-06-09T17:06:37+09:00
堀江敏幸『傍らにいた人』より。何ということのない風景を描いているようにも読めるけど、芥川晩年の作品であると思って読んでしまうからか、どこか影を感じる。海岸を舞台にしているところは『微笑』の(何十年後かの)後日譚のようでもあるが、あのどこかほほえましいような、明るい雰囲気とは対照的。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
青空文庫
- 感想投稿日 : 2021年6月12日
- 読了日 : 2021年6月9日
- 本棚登録日 : 2021年6月9日
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