前半は問題点、後半は解決方法という構成になっており、筆者の主張がわかりやすい。クローニー主義や生産性の向上に対応しない賃金上昇の実態などがわかりやすく述べられている。誰もが感じてい不平等感が明示されているといいかえてもいい。
P175の農業の例のように、インセンティブとそれに見合う結果についての議論が最もおもしろかった。
ボリュームがあるが読みやすい。
読書状況:読み終わった
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まじめ
- 感想投稿日 : 2014年5月7日
- 読了日 : 2014年5月7日
- 本棚登録日 : 2014年5月7日
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