不連続殺人事件 (角川文庫)

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本棚登録 : 1007
レビュー : 135
著者 :
sanqiaoさん ミステリー   読み終わった 

以前から最初の数ページをトライはしていたのですが、今回の出張の移動時間を利用して何とか読み切りました。

個人的に好きになれるかどうかは別ですが、古典本格推理小説というのはこんな作品の事を指すのだろうという作品。
思わず「なるほど」と思えます。
それにしても、初版が昭和49年とは・・・。ふ、古い。生まれてない…。

冒頭に書いたように、最初の方だけ片手間に読んだのがマズかったと反省。
とにかく最初の数ページは意図的としか思えない登場人物の紹介紹介紹介・・・。
いきなり消化不良で、しかも次にこの本のページを開くまでにブランクがあったもんだから、復習のために読み直したからまた大変。
ちょっとこの辺の導入方法が不満。もうちょっと自然と物語に入り込める方が読者には・・・というか僕には合っている。

何だかオカシナ人物ばかりが集まり、当たり前のように殺人が起こっていく。
起こっていくのだが、登場人物誰もが殺人事件をあまり重く見ていないように読めてしまうところも、何だかシックリこない。
そして登場する警察もまた意味もなく妙な異名を持っている。
とにかく読んでいてあまりに物語が芝居がかり過ぎていて、そのクドさに慣れないといけません。
おそらくこれは推理小説のお手本的な本だとは思うのですが、今の一般読者向けかというとさて?!

本書の裏面に「すべての推理作家が絶賛する・・・」と書いてあったのですが、そのキャッチコピーが理解できるような、できないような・・・。

まあ、気になる方は読んでみて下さい!


◆KEY WORD>>不連続殺人事件(著:坂口安吾)
時は終戦後のある夏。山奥の豪邸にて詩人、作家、女優など誰もが負けず劣らずの奇人が集められた。
誰もが互いに関係を持つ男女に次々起こる殺人事件。
一見無差別と見える事件に隠された意図とは?

レビュー投稿日
2010年2月11日
読了日
2010年2月11日
本棚登録日
2010年2月11日
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