Story Seller〈2〉 (新潮文庫)

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本棚登録 : 3699
レビュー : 475
制作 : 新潮社ストーリーセラー編集部 
ktoさん 小説   読み終わった 

面白い話も、面白くなかったものも。既読作家も初読作家も久しぶりの作家も織り交ぜて。どの短編も暗い傾向。
〈1〉は未読。短編によって評価は分かれるが、それぞれの作家紹介と、出版作品が書かれていて便利です。


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勝手な感想覚書。

『マリーとメアリー ポーカーフェイス』沢木耕太郎
初読作家。なにかの考察レポートのようで小説を読んでいる気がしない。えぇっだから?と混乱に陥った。★

『合コンの話』伊坂幸太郎
趣向としてはおもしろいのかも知れないけれどストーリー展開のわけが分からず首を傾げる。ヤマなしオチなし。多視点でも、もうちょっと面白くならないものか。3対3の合コン。★

『レミング』近藤史恵
初読の作家かと思いきや、「モップの精は深夜に現れる」の作者。Story Seller〈1〉の前編らしい。ロードレース。短編らしく、すっきりまとまっている。★★★

『ヒトモドキ』有川浩
Story Seller〈1〉と同じく固有名詞を使用しない趣向だが、三人称の使い方が無理やりな感触。時々誰のことを指しているのか分からなくなった。
ぞわっと鳥肌が立つような怖い話。オチは個人的に好きじゃない。★★

『リカーシブル―リブート』米澤穂信
「弟」に対する真情の変化。受け容れてやろうと言う気持ち。兄弟関係の改善が可愛らしい。児童向け風味。★★★

『444のイッペン』佐藤友哉
初読作家。Story Seller〈1〉の続編らしい、〈1〉を先に読めばよかったかも。男と少女のどこか突拍子のない噛み合わない会話。そうゆう趣向か、会話文が下手なのか。いらっとする。ライトノベル的。★

『日曜日のヤドカリ』本多孝好
暖かい「親子関係」の話。父親と言うもの。関係性。本多孝好らしい作品。★★★

レビュー投稿日
2012年1月29日
読了日
2012年1月29日
本棚登録日
2012年1月29日
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