麻布ハレー

3.31
  • (2)
  • (2)
  • (7)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 62
レビュー : 12
著者 :
Kさん  未設定  読み終わった 

浪漫に満ちた物語だ。人は自分一人では完結していない。存在は、時の流れの中の小さな一部分であり、他者とのつながりにおいて生かされる。繰り返されて積み重ねられていく、スケールの大きな浪漫である。人にも物にも「限り」はあるが、繋がり、リレーしていくことが、その限界を超えさせてくれ、「永遠」を教えてくれる。夢は、個人の中にとどまらず、ある時には切ないまでに現実を突きつけながら、それでも時間や空間を広がり続けていく。綴られる文字は、ワクワクやドキドキの連なりとなる。そして、誰にもある「恋心」は、宇宙のエネルギーの源かもしれない…なんてロマンチックなことも考えさせてくれた。読後の余韻と浮遊感は、この物語独自の「感動のスタイル」なのだと思う。登場人物が皆、生き生きと愛おしく、とても心地よい。

レビュー投稿日
2017年3月30日
読了日
2017年3月30日
本棚登録日
2017年3月24日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『麻布ハレー』のレビューをもっとみる

『麻布ハレー』のレビューへのコメント

コメントをする場合は、ログインしてください。
ツイートする