びっくり館の殺人 (講談社文庫)

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本棚登録 : 1782
レビュー : 170
著者 :
nakamuraさん ミステリー【館シリーズ】   読み終わった 

館シリーズの第8作。お屋敷街に佇む怪しい洋館。その名も「びっくり館」。この「びっくり」とは「びっくり箱」のことで、この館の主がたくさんのびっくり箱を作り、屋敷に飾っていることからそのように名付けられたという。

小学校六年生の三知也は、ひょんなきっかけで館に住む少年と仲良くなり、少年の誕生日会に招待される。事前に不吉な噂を聞いていた館だけあって、恐怖心と好奇心とが交錯するなか、館に訪れることとなった三知也。そこで、少年の祖父による「特別なショー」が幕を開けるのだった…。

文章は非常に簡易で読みやすい。そんな構造になったの理由は解説で明らかにされるのだが、本作品はもともとミステリーランド発となる。つまり子供向けの小説として書かれているわけだ。しかし、真実は実に不気味で大人向きだ。そこは、正統な館シリーズの系譜を受け継いでいるだけある。


ところで、黒猫館と暗黒館を読み飛ばしてしまった。特に深い意味はないのだが、暗黒館は分量が多くてなかなか怖気づいてしまう…。次作は黒猫館に挑みたい。

レビュー投稿日
2019年5月21日
読了日
2019年5月20日
本棚登録日
2019年5月20日
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