河童の三平 下 貸本まんが復刻版 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2011年4月23日発売)
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感想 : 6
3

まさか終盤そんな展開になるとは。
今まで喧嘩ばかりしてきた狸や死神やが、三平のあの世行きを惜しむ姿には涙腺が緩んだ。

201908再読。
第6話 魔女花子の巻
死神の小芝居と感づいた三平は留守番を河童に任せる。河童VS死神。居合わせるタヌキ。三平は校長や村長と汽車で横浜へ。国体前日にも母に化けた死神が追いかけてきて、当日三平が戻らないから村長と校長は村へ帰る。トランクの小人たちは、旅館で働いている魔女花子の協力でロケット芋を使って、死神によりコンクリ漬けにされた三平を探し出す。三平は国体に遅刻するが天皇(昭和)の助力で決勝に参加。しかし空中泳法は認められず敗北。花子とともに東京へ。母はパチンコ屋をやめ病に臥せっている。再会。母は下宿を追い出され、花子の住まいへ。
第7話 猫町奇談
花子は父とともに地下に住む。母は蜘蛛になる呪いにかかっているらしい。三平は花子父から蜘蛛の食べる蠅を調達するよう指示される。蠅のたかる魚屋の前で猫と蠅を取り合いしていると、魚屋から猫集団の退治を頼まれる。猫に連れられ山を越え猫町(というより猫世界)へ。
第8話 完結篇
猫町に順応しようとする猫老人に方法を教えられるが、三平は猫になる三十年など待てない。脱走しようとし崖から落ちて死ぬ(この後は点線で描かれる)。死神が迎えにきて秘密の通路から東京へ。ケーキとアイスを奢ってもらう。いまは母とタヌキが住む長野の自宅へ帰り、死神へ返す千円を調達すべく神棚の裏を目指す。母に内緒にしてくれとタヌキに頼む。再度河童の助けも借りて死神を眠り薬で眠らせて、河童に自分に成りすますようにタヌキとともにお願いする。死神は三平を連れていく。タヌキの涙。その後、河童は学校の試験でドタバタしたり死神と戦ったりする。河童父に教えられた「三平こう」という膏薬を死神とタヌキで売り歩いてお金を稼ぐ。6年の歳月が流れる。別れ際、母は、あなたが息子ではなく河童だと知っていました、でもあなた達のやさしい心がうれしくてだまっていたのです、と。お別れ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2016年9月26日
読了日 : 2016年9月26日
本棚登録日 : 2016年9月13日

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