少女椿

4.04
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本棚登録 : 1371
レビュー : 134
著者 :
knkt09222さん 漫画   読み終わった 

映画版を鑑賞。

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父親は家で、母親は病死・・・
行くあての無くなったみどりは、以前やさしくしてくれた山高帽のおじさんを訪ねます・・・
しかし、そこは赤猫屋という見世物小屋です。
みどりは無理やり見世物小屋にで働かされます・・・
周りには手の無いもの、両手両足が無いものと・・・
しかし、なかなか客は来ず、お金も貰えず、そのためか周りの者達も椿にあたります。
そのような中、新しく見世物小屋に入ってきたのが西洋マジックの使い手・正光・・・
正光はみどりちゃんに好意を抱き、みどりも正光に惹かれていきます。
しかし、正光がみどりに対しての感情が大きすぎみどりは正光から離れていこうとします。
そのような中、舞台中に小人といわれ暴れてしまう正光・・・
翌日、団長は金を持って夜逃げします。
そしてみどりと正光は二人で再出発をしようとしますが、正光が弁当を買いに行っている最中、通り魔に刺され死んでしまうといった内容です。
児童ポルノおよび児童わいせつに関する法律に引っかかり東京国際ファンタスティック映画祭2004を最後に8年間は上映禁止と言われた見れば見るほど不思議な気分になる作品です。
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絵や内容の素晴らしさもあるが、素晴らしいのはやはりその世界観。
単純なエログロではなく、一種の寂しさ、優しさ、ノスタルジーを感じさせる。
異形のものたちはみどりにひどい仕打ちをするのに、なぜかしら憎みきれず。
みどりも最後にはそこに懐かしさを感じ、それゆえにか「死んでしまえ!」と憎しみをぶつける。
個人的には、包帯男やふたなり少女の存在ももっと見てみたかった。
幻術師・ワンダー正光のもたらした安息が、もっと続けばよかったのにな……と思う。
原作も読むこと。

レビュー投稿日
2016年7月13日
読了日
2016年7月13日
本棚登録日
2016年7月13日
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