エヴァヲタにとっては blood type : blue というフレーズで馴染みのある映画。
設定は素晴らしいと思う。
なぜだか青い血の人間が同時多発的に発生し、なぜだか政府は彼らを弾圧する。
少数を泳がせておいて一斉に……という不気味さも素敵。
が、脚本がどうにも拙い。演出がどうにも臭い。
主役がダブルで別々に行動すれば、どこかで交差するものじゃないのか、普通。
後半はパリの雰囲気(具体的にはBGM)を無理やり日本に持ち込むためだけのパートになってしまっているし。
だいいち、破瓜の血が指についていて慌ててシーツを確認する……こんな場面、失笑不可避。
臭い演出で全員濃い顔が動き回るので胸焼け。
ラストシーンはぐっときたけど。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
邦画
- 感想投稿日 : 2015年5月9日
- 読了日 : 2015年5月9日
- 本棚登録日 : 2015年5月9日
みんなの感想をみる