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2020-06-07T00:34:27+09:00
寺田寅彦が大正〜昭和初期に書いた災害に関する随筆の再構成集。
古さを感じないのは、作者の視点と行動の原則が的確だから。そして人が変わっていないから。この後の戦争や災害を経ても哀しいくらい人は変わっていない。ロジカルに考えず忘れっぽい。
文明が進化するほど非常時の被害は甚大になる皮肉。
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- 感想投稿日 : 2020年6月7日
- 読了日 : 2020年3月8日
- 本棚登録日 : 2020年6月7日
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