暁と黄昏の狭間VI 鳳船の書 (TOKUMA NOVELS Edge 暁と黄昏の狭間 6)

著者 :
  • 徳間書店 (2009年8月26日発売)
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本棚登録 : 30
感想 : 3
4

ホンマ、どこまで!!!!
最後の最後まで、読者をホッとさせてくれない怒涛の展開に敬礼。
面白かったです。
終わってみれば、意外に真の悪人が少なくて、吃驚しつつ、少し嬉しかったです。
皆が皆、己の信念の元、それぞれの道を歩んで行く。
個性が豊か過ぎるたくさんの登場人物と、どんな時も決して諦めなかったギルダン・レイ、そして己を無力だと思いつつも常に精一杯自分らしく戦い続けたセフル・アルゴーに、最大の拍手を!!

てか、ここ1、2年の日本人が書いた洋ものファンタジーの中では、ずば抜けて一番面白いシリーズです。
胸を張って言えますぞ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2009年9月15日
読了日 : 2009年9月15日
本棚登録日 : 2009年9月15日

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