▼上巻の感想に書いた通り、もうとにかくオモシロかったです。
▼下巻も疾風怒濤。連合国軍パリ入城のくだりは、講談を聞いてるかのようなカタルシス、高揚感があります。
▼下巻を読んで思ったのは、「ドゴールってすごかったんだなあ。もっと知りたいなあ」でした。まあ、言い方を変えると、「ドゴールのことは相当好意的に英雄的に書いているなあ」とも言えます。
▼それにしても、「パリ」という街の持っているオーラみたいなものというか、あるいは、余所者がパリに抱くイメージというか、そういうものの根っこには、この「ヒットラーとパリ」というあまりにもよくできた物語があるんだろうなあ、と思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
図書館のほん
- 感想投稿日 : 2025年4月8日
- 読了日 : 2025年3月12日
- 本棚登録日 : 2025年3月12日
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