パリは燃えているか? 新版 (下) (ハヤカワ文庫NF)

  • 早川書房 (2016年2月9日発売)
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感想 : 13
5

▼上巻の感想に書いた通り、もうとにかくオモシロかったです。

▼下巻も疾風怒濤。連合国軍パリ入城のくだりは、講談を聞いてるかのようなカタルシス、高揚感があります。

▼下巻を読んで思ったのは、「ドゴールってすごかったんだなあ。もっと知りたいなあ」でした。まあ、言い方を変えると、「ドゴールのことは相当好意的に英雄的に書いているなあ」とも言えます。

▼それにしても、「パリ」という街の持っているオーラみたいなものというか、あるいは、余所者がパリに抱くイメージというか、そういうものの根っこには、この「ヒットラーとパリ」というあまりにもよくできた物語があるんだろうなあ、と思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館のほん
感想投稿日 : 2025年4月8日
読了日 : 2025年3月12日
本棚登録日 : 2025年3月12日

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