さよならのあとで

  • 夏葉社 (2012年1月1日発売)
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本棚登録 : 1422
感想 : 107
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▼「冬の本」「本屋図鑑」以来の、夏葉社さんのファンです。島田潤一郎さんのエッセイも読んだので、読んでみたかった一冊。

▼要は英語の詩を翻訳してイラストを付けただけの本なのですが、良いです。親しい人(やペット)と死去したあとの心の癒しの大事さが、最近「グリーフケア」というコトバも出来て地位を確立した感がありますが、その代表格のような一般書でしょう。

▼歳を取ると「自分もいつか、親しいたれかよりも先に死ぬんだよな」という至極当たり前のことが腹の中で重さを増してきます。そういう自分の気持ちの癒しにもなりますね。

▼毎度、夏葉社さんの本は、とにかく「書籍」という物体としてココチヨイものばかりですね。それも素敵。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本:お楽しみ
感想投稿日 : 2025年3月9日
読了日 : 2025年2月23日
本棚登録日 : 2025年2月23日

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