点と線 (文春文庫 ま 1-113 長篇ミステリー傑作選)

著者 :
  • 文藝春秋 (2009年4月10日発売)
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本棚登録 : 476
感想 : 51
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実は、この歳にして初めての松本清張。

ひょんなことから読むことになった。
そして、読んですぐに、もっと早く出会っていたらよかったなと、ちょっぴり後悔。それぐらい、面白かった。

感想は?と聞かれたら、「とても地味な小説」だと答えると思う。
でも、その地味というのは、派手ではないということ。

ものすごく精巧で緻密な地味。

ドキドキ感というものが、すごく安っぽく感じられるぐらい、ドキドキしないドキドキ感という世界を知りました。

おもしろい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学・小説・詩集
感想投稿日 : 2015年2月3日
読了日 : 2015年1月12日
本棚登録日 : 2015年1月11日

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