あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520))

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本棚登録 : 625
レビュー : 101
制作 : 上田 真而子  岩淵 慶造 
kodakさん その他   未設定

「僕」はドイツ人で両親はナチス党員。友人のフリードリヒはユダヤ人で…と展開が読めてしまうのですが。この話は、加害者の立場に立って書かれています。でも本当に恐ろしいのは戦争がもたらす狂気なのかもしれません。ごく普通の人々が、ごく普通に隣人を迫害して死に追いやっていく。そこに罪の意識は存在しません。それが日常で、隣人に同情する人々こそが「異常」なのです。苦い物語です。

レビュー投稿日
2006年2月10日
本棚登録日
2006年2月10日
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