元宮廷医師の娘として育ったハディージェは、皇位継承に敗れて命を失った皇兄の血を引くという禁忌(きんき)の出自。公になれば幽閉か死罪になる運命なのだ。親同士が決めた婚約者である法官アスラーンに惹かれながらも、彼を自分の運命に巻き込んではいけないと頑(かたく)なに心を閉ざすハディージェ。一方のアスラーンは、かつての過(あやま)ちを償おうと懸命に気持ちを伝えるが……。互いを思うあまりに、もつれ合う二人の関係は!?
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
2016年11月
- 感想投稿日 : 2016年11月16日
- 本棚登録日 : 2016年11月16日
みんなの感想をみる