イノベーションのジレンマ 増補改訂版: 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき

  • 翔泳社 (2001年7月1日発売)
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目からうろこの本
技術の供給が市場の需要を上回って向上している場合、技術レベルは低いが小回りがきいたり価格が安い破壊的イノベーションが起きる。こういった新技術は、多くの場合利益率が低く、当初は売上も小さい。すでに実績を持つ既存企業は、?既存のバリューネットワーク(顧客やディストリビュータなど)の意見を聞く必要がある、?自社の業績に貢献する規模の売上と利益を必要とするので、これらの破壊的技術を採用することができない。

対抗するための戦略は、?上位市場に移動していく、?既存市場のニーズにあった低技術製品を低価格で供給し続ける(デル)、?市場を操作してより高度な技術の需要を創りだす(マイクロソフト)、の3パターン。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学・思想
感想投稿日 : 2019年5月21日
読了日 : 2012年7月1日
本棚登録日 : 2019年5月21日

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