市川團十郎さんの娘・ぼたんさんの著書。
ドキュメンタリー番組を観た後で読む。
いろんな状況は全く違うけれど、「未婚で父をおくる」というただ一つの共通点に泣きそうなほど想いが伝わってきた。
自分が新たに家族を築いていれば気が紛れたり涙の数も減るかもしれないけれど、「父は自分にとって絶対の味方」と思えるように育ててもらった「娘」という立場しかない場合「父を亡くすという喪失感」はかなりなものなのだ。
悲しみはいえず、寂しさに変わるけれどどこかで観ていると信じている。
まだまだ悲しみの中にいらっしゃるだろうが、今後のご活躍を期待したいと思います。(M)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2015年7月20日
- 読了日 : 2015年7月20日
- 本棚登録日 : 2015年7月20日
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