阿修羅城の瞳2003 [販路限定]

  • 松竹株式会社 (2008年2月15日発売)
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感想 : 3
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劇団☆新感線の舞台を、映画館のゲキシネで鑑賞。
江戸を舞台に、阿修羅となって鬼の世界に君臨する女と、鬼を退治する男の悲恋の物語。

派手な任侠と人情の世界で、ストーリーとしては粗っぽく詰めの甘さが目につく。でも、若い市川染五郎のちゃらっとした色気は抜群で、恋をして鬼へと変じていく天海祐希の凄みのある立ち姿も美しく、細かいことはまあいいか、という気持ちになる。
敵役の伊原剛志の立ち回りは豪快で、思いの外見映えがした。夏木まりの鬼ははまり役で、印象的。意外なキャスティングの近藤芳正は、やはり小劇場向きかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 演劇、映画
感想投稿日 : 2017年3月18日
読了日 : 2017年3月16日
本棚登録日 : 2017年3月18日

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